2012年08月31日
足立区某駅前「某撮影不可店」
ちいさな平和に、またまたスパイが・・
前回も散々言い訳の末
「もう撮りませんからお許しを〜」とか言って掲載したくせに
きゃーまた撮っちゃったー!
何せ店内には
「写真撮影お断り」
「インターネット等への書き込みお断り」
とはっきり書いてある。
しかし、ファン心理というのは
そう簡単に封じられるものではない。
私はその美しい姿を写真に撮り、愛を叫びたい。それだけなのだ。
誰にも気付かれないよう、
店の平和な雰囲気を壊さぬよう、
ご迷惑のないように撮りましたから、
しかも店名は掲載しませんから、
何卒お見逃しを〜!
「粗挽き田舎蕎麦」
かろやかに、自在にラインを描く粗挽きの肌。
たくましくも生々しいような香りが、
むううと迫り来るかのように強く香る。
箸先にたぐると驚くほど軽く、ほろほろと密度が薄いイメージ。
しかし味わいはどこまでもぎゅううと濃く、
何よりこまかなこまかな、舌に痛いような「極こまかいジャリ感」が
この蕎麦の特徴だろう。
「手打ちうどん」
この店は蕎麦だけでなく、うどんがまたびっくりするほどおいしい。
私は特にうどん好きではないが、このうどんの美味しさにはちょっと唸らされる。
色も濃いけど味も濃い。
つるんつるんの肌からは噛まずとも味わいが感じられる。
口に入っただけで「おいしい!」と嬉しくなっちゃううどん。
小麦のおいしさをここまで鮮やかに濃縮させるとは・・
美味しいお蕎麦もそうだけど、
美味しいうどんも何もつけないのが一番美味しいんだなあー
「せいろ」
これまた見るからに空気感を感じる蕎麦だが、
今日のせいろはいつもよりも密度が薄くかる〜〜い食感。
あの特徴的なビスクドールのような舌触りも今日は感じられない。
ほんのり甘い香りとやや渋い香りが入り混じっている。
製粉にかける情熱がものすごい店ゆえ、その蕎麦ごとに製粉の仕方もかなり違うようで
来る度に印象が違うのも面白いところだ。
テーブルが3つだけの小さな店内には
常連らしい近所のサラリーマンが2組。
昼の最も忙しい時ではあるが、ごく静かで平和な眺めだ。
店のおばちゃんは相変わらずとても親切で感じがいい。
撮影禁止、書き込み禁止。
店はこうして、この店の穏やかな時間を守っている。
(アンタ自分の悪事を棚にあげて何を・・(^^;;))
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>・・・とは、味、技、心の真実、真理を探究し極める努力を日々重ねる事と考えております。
我が辞書の引用?
<七味虚とは、味、技、心の偽り、いかに真実の姿をくすね撮るかを日々、週七日間重ねる事と思っております。
幟を目指してレッツラ・ゴー
自分でも何か理解できへんで・・・
戯れ師 而酔而老
貴様もしや・・大黒屋か!?(ごまかしたつもり(^^;;))