「日本中にその名を轟かせる名店」、
なんて書くと大袈裟と思われるかもしれないが
蕎麦が好きな人にとっては全く大袈裟ではない。
毎回目の覚めるような、
蕎麦脳がリセットされてしまうような蕎麦が
なんでもなさそうにぽんと出てくる超名店。
5年ほど前、雑誌リンカラン（ソニー・マガジンズ刊）で
茨城蕎麦特集を組んだ時も、迷いなく取材に訪れた店である。
茨城は名店だらけの蕎麦パラダイスなので
つい浮気ばかりして今回は久しぶり・・・
ああー うれしいなあ 来て良かったなあ！
店の前に立っただけで嬉しさに満ちあふれてしまう。
初夏の紅葉が色鮮やかな暖簾とよく合う。
午前中の店内。
「もりそば」
午前中の光のなかで
「村屋東亭」の蕎麦と二人きりになれるしあわせ。
あああああ
なんという・・・
「常陸秋そばの最高の香りがここにある！！」
フレッシュな、しかし凛として落ち着いた、
どうしようもなく美しい香り。
そうなのです そうなのです。
「常陸秋ってこういうものでしたね！！」
ということを教科書のように思い知らされる。
香ばしさもある。甘さもある。
すーっと導かれるような深さも、ちょっとした青さも、
なにもかもが素晴らしい。
王道過ぎて完璧すぎて、何を書くのも野暮に思えるほどである。
コシだの食感だのを見つめようとしても、ただただ
「おいしい！完璧！」
としか思えなくなってくる。
よく見るとちょっと不揃いな感じもするのだが
口中では微塵も感じない。
ああー もう ただただ
最高
うれしいよう おいしいよう
そしてここにくると毎回どうしても食べたい、
「みぞれそば」
自家製豆腐と紫大根、ブロッコリー、アスパラなどの野菜が
飾るように盛られた蕎麦。
色合いがきれい。こんな服が着たい。（また理解されづらいことを・・）
この自家製豆腐が「あたたかい」というところがまず大ヒット。
ほんのりあたたかい、おいしい〜お豆腐と、
ひんやりしゃっきりしたおろしの辛味、最高の蕎麦が絡み
もうこれはオイシイに決まってます！
ずるいメニュー！！だいすき！！
ここの汁がまた見事としかいいようがない。
潔いまでに甘味を抑えたシャープな汁だが
キュッとキレがある旨みが「余裕の洗練」を感じさせる。
私は蕎麦湯に汁を入れることをあまりしない無粋の者だが
さすがにここでは入れたくなる。
ふわっ
憎いほど粋に香る、昆布の香り。
汁ってこういうものでしたか・・・
私の日常に頻出して過ぎている蕎麦というもの、汁というものへの認識が
ピシッとリセットされた午前中。
さあー リセットされたから
いっぱい食べなきゃね！！（？）
( °o°) ( °o°) ( °o°)
と、思われるかもしれませんが、
まだ行ったことがないのです。
常陸秋蕎麦、名店、敷居が高いというか、、、
なんか引いてしまって、
でもこの記事を読んでやはり行かなきゃ人生損してるような気になってきました。
機会があったら行って参ります！！
信州の山だらけの拙ブログUPしました。
お時間がありましたら御覧下さい。
びっくりなんてしませんよー！
逆に行った事ない名店がもうない人は人生つまんないですよ(^o^)
敷居は全く高くないので、のーんびり、楽しんでいらしてください。
（山だらけブログすばらしいー！洗われましたっ(>_<)）
彩さん…間違いなく蕎麦中毒ですね…(笑)
私も人のことは言えませんが中毒です…
さて、村屋東亭についてですが、、、最高ですよね〜＾＾
わたし週に１回は訪問させていただいています。
飾らないどっしりとしたお蕎麦屋さんですね＾＾
蕎麦は、口に含むと「もちっ」「ふわ〜っ」と常陸秋そばの香り、甘みの広がりが最高〜
そばつゆも、鰹出汁の効いたキレのあるシンプル。
私の場合、１杯目はそばつゆを蕎麦湯で割っていただきます。
２杯目は蕎麦湯のみいただきます。
３杯目は温かくなった蕎麦猪口にそばつゆを注いでいただきます。
これは２杯目での蕎麦猪口への熱がそばつゆに伝わってそばつゆを丸くさせ出汁の香りが口の中にまた違った形で広がり。。。大好きです。＾＾
え〜っと。。。
茨城笠間の和味、泰然、たいらさんお勧めです。
もう服用済だとは思いますが。。。(笑)
え〜っと。。。
時々拝見させていただきますね＾＾
え〜。。。
でわでは〜ノ
楽しいコメントありがとうございます！
更新も返信もこのようにのろまなブログですがどうかお付き合いくださいませ。
茨城は本当に極楽浄土のような場所ですよね〜・・ご紹介のお店はまだ行っていないお店もあるのでぜひ行きたいです！