日本でただ一軒、
私が「もり」でなく「ざる」を注文する店。
もっと言うと、必ず「大ざる」を注文してしまう店。

常々思っているのだが、浅草には浅草っぽい人が歩いている。
この店に実によく似合う。
今日は珍しくおつまみも頼んでみた。
「貝柱おろし合え」

「大ざる」

蕎麦も汁も生まれる前から食べていたような気がする味。
そしてここで欠かせないのは、
このピカピカの海苔と鶉の卵なんですね〜
「もり」を注文している場合ではない。

いつ来てもホッとする同じ味。
と思っているのだが、今日は大変珍しく「薄味」な蕎麦だった。
汁でなく「蕎麦の尾張屋味」が薄い。
でも私はそういうのも大好きなんですね。
水と穀物だけで作っているのだから、
穀物の質次第で変わって当たり前。
なんて素朴で素敵な食べ物なんだろう!
とうっとりしてしまう蕎麦偏愛馬鹿。
今夜もしあわせー

2011年09月の浅草「尾張屋」& レミ・パノシャン・トリオ!!
2011年06月の浅草「尾張屋」(ここは蕎麦屋ではない )
2010年05月の浅草「尾張屋」