2011年12月28日
浅草「吾妻橋 やぶそば」
冬の陽差しを浴びる、シイキの店。
おっと、浅草に来るとヒとシが、どうもねえ。
アタシャァここが、なんだかどうにも好きなんです。
こんないい店が駒形橋のたもとなんてえ粋な場所にあるなんて
思っただけでたまらない。
諏訪泉もありますが今日はやっぱり
「菊正宗 上撰」
うーん 相変わらず私にはガツンと感じるお酒だが
ここで飲むと(舐めると)いいんだなあぁぁ
「鳥わさ」
下町ですからしっかり濃い味。
菊正と合う。
「もりそば」は小、中、大とあるのが珍しい。
一人前は「小」だ。
以前の蕎麦も好きだったが
移転を機に手打ちになってからの蕎麦はさらに素敵だ。
素朴で素直な印象の、粗めの肌。
手繰り上げるとフワッとやわらかい香りが迎えてくれ
すべすべの肌を噛みしめるとなんとも良いコシがある。
口の中がほっこりと蕎麦色に染まる。
本当にいい蕎麦だ。
今日はこんなものも頼んでみた。
「納豆そば」
これがですねーえ!
なんというか、どうにもセンスがいいのだ。
めちゃくちゃおいしい!
「納豆そば」って安易そうなメニューに見えて
おろし入れたり入れなかったり
ごまを入れたり入れなかったり
たくわんや天かすまで入ってるのもあったりで、実は様々。
それぞれの具材のちょっとしたバランス次第では
「うーん、こんなにおいしいものばかり乗っかってるのに何故・・?」
という仕上がりになっちゃっているのもあったりする、のだが。
「吾妻橋やぶそば」のは、唸るバランス!
さすがは私が惚れた男!
(注・店主のことではありませぬ。店を男性に例えたまでで御座います)
シイキの店ってぇのはこれだからたまらない。
2011年8月の「吾妻橋やぶそば」
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浅草並木町、松並木とも桜並木とも言われているが、その当時の姿を見てみたい。ハラハラと散る花びらを見ながら一献とは・・・
いかん・・また話がズレている。
吾妻橋が駒形橋に引っ越したって、そいつぁ〜〜っ ややっこしいこった。
駒形橋の吾妻橋でチョットやろぅか・・何か 変 (◎_◎;)
並木の薮から望むハラハラ散る花、駒形橋の吾妻橋の薮から望むゆったり流れる川面・・そんな景色が現実だったら 素敵だな 酔いつぶれるのは明々白々。
川面は見えなくとも、本当に今の吾妻橋の薮は居心地が良いな。何故か私も好きなお見せです。
駒形橋の吾妻橋の薮って、何だか「オダさんちに嫁いじゃったマリちゃん」みたいでなんとなく遠慮して突っ込みづらかったのですが、逆にそれを個性として楽しむのもいいですね〜!
合羽橋から駒形橋の吾妻橋の薮に出かける・・面白すぎます。