2011年09月17日
保谷「手打そば 一喜」
夏の思い出。
たくさん歩いた。
とても暑い日。
午前中の静かな店内。
ひんやり涼しくて嬉しかったなあ。
「二八せいろ」
端正な笊にビシッと盛られた姿の美しさ。
手繰り上げるとシャキーンとつめたい香気。
店内がとても涼しいのにそれでもシャキンと感じるほどの冷たさ。
それがこんなにも香ってくれることに驚く。
枯れた印象の渋いかぐわしさに染まった蕎麦。
しっかりとコシを持ち、噛み締めた味わいがまたたまらなくおいしい。
見た目より繊細な蕎麦らしく香りが逃げるのが早い気がしたが
美味しすぎてそれより早く食べちゃったから大丈夫!
「十割あら挽きせいろ」
これまたビシッとととのった姿が美しい。
褐色の肌にワクワク。
見た目も黒いが香りも黒い。
香ばしくておいしいーー!(まだ食べていない)
口に含むとパキパキとした輪郭線。
かなり固めの蕎麦だが、それを噛みしめてふかまる
香ばしい味わいが美味しすぎる。
甘みも愛しすぎる。
ああ・・美味しい・・・
写真を眺めているとあの日に帰る。
また行きたい。でも今日は行かれない。
そんな時のために、私は写真を撮るのかもしれない。
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