2011年11月14日
群馬・中之条町「そばきり 吾妻路 」
素晴らしきお仲間達との、愛しき午後。
目指したお店は145号線沿い、この辺りのはずなのだが・・
あ、これかな?
駐車場の奥、たくさんの車の陰に
趣きのある門が・・・
やっぱりこれだー♪
門をくぐれば、別世界。
見事な枝垂梅の古木がまず目を引き、
それぞれの樹木が静かな庭に影を落としている。
秋草の描かれた美しい麻の暖簾は身動ぎもせず、
ただその情景をすっきりと際立たせている。
美しい庭に早くも癒された一同、
ニヤニヤうひゃうひゃ浮かれモードで乾杯!
ここはお酒のセレクションがすんばらしいのでありますよ。
「群馬の地酒利き酒セット」
馥露酣(ふくろかん)純米 高崎市
淡緑(うすみどり)吟醸 太田市
結人(むすびと)純米吟醸 前橋市
どれも大変美味しいお酒だが
私は特に結人がお気に入り!
すっきりだけじゃない深いコク。
やっぱりその土地で生まれたものはおいしいなあー
「酒肴三種」は
「蕎麦味噌」「じゅんさいとろろ」「螢烏賊とエイヒレ炙り」。
ミニ七輪で炙るのは楽しいし美味しい!
特に螢烏賊炙りの美味しさに目覚めてしまいました・・・危険〜
「鴨肉焼き」
そして、このだし巻き卵の大きさは・・・!
「そば屋のだし巻き」
二人前とありますが大変に大きいです。
オーストラリアのエアーズロックを思わせるほどの存在感。
なんたって卵5個使用っスから!
某八好き八八亭店主の「8個卵焼き」未体験の私には
過去最大の眺めであります。
取り皿に取るとふっくらふわんとしただし巻き、
瞬く間に売れました〜
サプライズはだし巻きのみならず。
「黒龍 いっちょらい」
単体だとどうサプライズなのかわかりませんよね。
では「にしん」と並べてみましょう。
ジャーン!
ドカーン。
うっかり泳いでしまいそうな水面の広さにはびっくり。
大胆素敵な演出に一同またひとしきり盛り上がる。
素晴らしい仲間とおいしく楽しくニッコニコ。
しょっちゅう大笑いしながらの、
しあわせな蕎麦前時間。
「芥子切り」
普段「変わりそば」を頼まない私には
人生2回目?の芥子切り。
これは前回食べたものよりも香りはずっと軽くさっぱりとして
香ばしい胡麻のよう。うわぁー いい香り!
それが口に含むと突如ズシッとオイリーで豊かな芥子の味わいに。
更科のようにつるつるとした平打ち蕎麦。
みっちり密な肌がバラバラとほどけてゆく様が心地よい。
「もりそば」
ふわぁーと淡く香る密な肌。
口に含むとパキッと硬めの輪郭線とすべらかな舌触りが印象的だ。
噛みしめるうちに、最初に感じた香りが甘みを増してゆき
ああ〜 しあわせだなあー
みんなで食べるお蕎麦は最高だなあー
外を見やれば静かな庭。
秋の日差しに最後の一葉が揺れている。
この記事へのトラックバック
奥へ移ってからはご無沙汰ですが、以前はなかった駐車場もできて何よりです。
蔵には別の飲食店が入ったみたいですね。
あとバスで行く四万温泉もなかなか・・・
またそのうち
美味しいお酒の出所、お向かいの「ひのや酒店」も見逃せませんよ〜♪
ほんと、楽しくて忙しくなっちゃいますね!
昨日は天気も良く雪こそ出会えなかったが、紅葉の綺麗なこと・・・寒っぶ〜〜いこと・・・
っと、その後数年ぶりに星降る夢見て、昭和村の「雅やん」を目指して行けば・・・
アリャッ?? なんか同じようで違うぞ ??
まあ、店構えは一緒だし・・・
ガッッチョ〜〜ンッ !! 沈没じゃ・・
萎えた心を奮い立たせ一路吾妻路をひた走り「吾妻路」へと。
酒肴、利き、皿杯?、その他少々、黒っぽいの、白っぽいの、青っぽいの・・色々と っの後である! モゾモゾトークを経て しっ しっっ しくったっ!! そういうことなら、暖かなしとねに泳ぐやつにすれば良かった・・ 栗の名所直伝とあらば・・ じっ 次回は是が非でも、小さなカウンターの隠れ家で・・
山あり谷あり紅葉ありの楽しい道中だったようですね♪私ももうすぐ山の蕎麦、楽しみです(^o^)