2011年10月24日
某所「某取材拒否店」
随分前のことだが、私が出演していたイベントに
清水ミチコさんがゲスト出演した。
モノマネがどれもそっくりで本当に面白かったが
特に可笑しかったのが
「物真似をするときは一応その方の許可を取るのですが
今回どうしてもOKを下さらない方がいらして、
エ〜その方のを次にやりますっ」
とサクっと言って「DHCのCMソングを混ぜた愛の讃歌パロディ」を
ソックリ声で歌い出したこと!
それに習うわけではないが・・・
拙著「蕎麦こい日記」の巻末の「おすすめ蕎麦店データ頁」に
掲載させていただいた店の中に1軒、
「写真撮影お断り、インターネット等への書き込みもお断り」
の店がある。
データ頁は店名、住所等のデータと私の一言のみで
写真も取材もなしだったため許可が下りたのだ。
大好きな店ゆえ嬉しかった。
シカシね・・・
やっぱり私も人間ですから、時にはおさえ切れず
愛に任せて暴走してしまうこともあり・・
名前を出さなければギリギリ許してもらえないかしらん・・
この肌は、唯一無二。
ここにしかない独特の、ビスクドールのような肌。
すべすべ、しかしごく細かくざらざらとした繊細な刺激に驚き、
そして酔わされる。
ふっくらとした歯ざわりのなかに
美しい甘みと味わいが閉じ込められている。
「ほんもの」の美しさが、私に染み渡る。
粗挽きの田舎、今日はせいろと肌感が似ている。
ビスクドールな恍惚刺激肌。
しかしこちらの方がしっかり噛みしめるだけに
味わいがじんわりと深く
肌に酔い、その味わいに酔い・・
ここの蕎麦の慎ましくも不動の魅力は、
私にとってやはり唯一無二なのだ。
拒否拒否言われるとなんだか感じの悪い店かと思いがちだが
まったくその逆である。
店は小さく静かで、近所のお年寄りや常連が
静かに美味しい蕎麦を食べている。
奥さんは営業的でない、独特の親しみ深い笑顔で
(特に可笑しいことは言っていないのだがこちらも笑いたくなるひょうきんさがある)
「これ美味しいよ」などと教えてくれる。
テレビの音、平和な午後。
店は厳しい姿勢を持って
この小さな国をまもっているのだ。
その国に本日紛れ込んだ犯罪者一名。
シャッター音が全くないカメラをいいことに、全く・・・
もう撮りませんから、お許しを〜〜!
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なにかヒントをください。
ごめんなさいね、私も堂々と書きたいのはヤマヤマなのですが〜っ(>_<)ここで店名書いちゃったら私本当に悪人なので何卒御勘弁を(>_<)
でも蕎麦好きさんには有名店なので「取材拒否」で検索したら出てくるかも?もしくは、私の本にはデータ掲載してますがそれだと押し売りになっちゃうなあ〜(^_^;)あ、私のデータページ掲載店を書き出しているサイトも見たことありますよ!
プッと吹き出しちゃいましたよ!!(^^;;)イヤイヤいかんいかん、「何のことですか?」とか言わないとねっ お店の意向尊重のため、ガマンガマン。