2011年09月21日
大塚「みとう庵」
大塚駅前の路地に潜む、
立ち食いそば「みとう庵」。
お昼時の大人気ぶりは凄いもので
サラリーマンがひっきりなしに、
押し寄せるようにやってくる。
私の行った時間帯には女性客はおらず
全員クールビズなサラリーマン。
店内で並んでカウンターの空きを待っていると
「ハイここね!」と私がくっつくべき岸辺を指定されるので
慌ててそこに碇泊する。
最近になって
夕方5時までは細打ちの「石臼粗挽きそば」、
5時以降は太打ちの「石臼田舎そば」という
時間帯切り替えシステムになったこちら。
今は細打ちの時間帯だ。
「石臼粗挽きそば」
「乱切り」という言葉を思わせるような(意味は違うが)
荒々しい切り口。
しかしこんなたっぷり250gの蕎麦が300円で食べられるのだから
味気ない機械製麺の蕎麦が出てきて当然のところなのだ。
手切り風・不揃い押し出し機械製麺というのもあるが
無論それとも違う。
包丁手切りの素朴な輪郭線、ありがたいなあ。
ちょっと熟成を思わせるつやつやした肌。
たぐりあげるとムー!と濃厚な蕎麦の香り。
口内にかすかな、ちくちくとした刺激を感じるような粗挽きで
噛みしめると粘土のような密度の濃さを持っている。
香りも味も濃厚なら、食感まで濃厚な蕎麦だ。
これは、機械打ち手切りなのかな?
北海道幌加内産の玄蕎麦使用である。
店内で次から次に叫ばれるオーダーは
「かき揚げ天もり!」580円
「刻み鴨汁せいろ!」400円
「カレー南蛮!」580円
など、人気は集中せず様々のようだ。
入り口の食券売り場にあった
トッピング
「穴子天」200円
「かき揚げ天」100円
「ちくわ天」100円
ていうのも楽しそー!
10/7、江古田バディでライブやります!
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