2011年09月09日
瑞穂町箱根ヶ崎「手打そば むらやま」
以前立川にあった「手打そば むらやま」が瑞穂町に移転し
行ってみたいなぁ〜・・と思っていたある日の午後。
仕事中に電話があり、出るとご機嫌のT棟梁。
お酒が入っているのだろうが
入ってなくてもあまり変わらぬいつもの調子で
「あのさぁー、今アンシュと『むらやま』にいンだけどさぁー、お蕎麦うまいよ。」
思わず、ウラヤマシ焼餅が瞬時に焼け焦げ
「なに〜〜〜ィ!!!」
と言いそうになったが、
大人はぐっとこらえて、こらえて。
さらに続けるT棟梁、
「何でもないんだけどぉー、そういう電話」。
(`ヘ´#)
ぶううう!!自慢じゃん!!
どっかーーん!! 餅、爆発!!
ズルイ、なんで私抜きで、羨ましすぎる、
とかナントカわめいたその時、ついでに
「むらやま一帯焼き払ってやる!!」
という問題発言があったらしい。
(むらやまさんすみません、蕎麦愛ゆえです。)
「こりゃ大変だ、連れてかないとむらやまが焼ける」
と焦ったアンシュとT棟梁。
多摩蕎麦ツアー第2弾の2軒めとして
本日めでたく連れてきてもらい、
晴れてニッコニコの、
新生「手打ちそば むらやま」@瑞穂町♪♪
まずはアンシュのリクエストで
「玉子焼」
(すでに数名に狩られた後(^^;;)))
焦げ目がいかにも美味しそうで
食べやすくちいさく切ってあるのが可愛らしい。
しっかり甘ぁい、多摩らしい玉子焼きだ。
「そばがき」
これがっっっ
ここまでとろふわエアリー、
しかも夢のようにかぐわしいそばがきは久々!!
たっぷりと肩まで蕎麦湯に浸ったそばがきさん・・・
ああ あなた素晴らしい・・ 大好き・・・
そしてそして、「むらやま」ですから
お蕎麦は3種類あるんでございます。
うひっ
「さらしな」(白いそば)
テーブルに突如あらわる白銀の峰。
狂い無き、端正な輪郭線。
編み目も美しい笊の上で、その重なりは一層まぶしく白く輝く。
歯ざわりは、来た来た来たー!これぞ「むらやま」スタンダード。
パキッと目も覚めるようなシャープな輪郭線である。
噛みしめようともかなり硬めのコシに切り返される、
潔い更科蕎麦だ。
「二八」
姿の美しさもまた「むらやま」スタンダード。
ビシッと完璧、端正なたたずまいだ。
さらしなと比べるとやさしいコシの奥に、
かぐわしい穀物の香りがほんのりとひそんでいる。
「田舎」(十割そば)
黒いホシが田舎らしさを醸し出しているが
隙のない完璧な端正さは先の2枚同様。
口に含むとこれまた、パキッ!と容赦なくシャープな輪郭線である。
ふわぁっとまとった甘い香りが
ジワジワ濃くなっていくのがうれしい。
店内左奥は掘りごたつ型のテーブル席になっていて
のんびりくつろぐにはもってこい。
というわけで、2テーブルを占拠した
アンシュと立川キチ◯イ連合の面々。
まだまだ旅は・・つづく!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック