先週、前々から楽しみにしていた友人達との集まりがあり
私がお店を決めることに。
お蕎麦屋さんならいつものことだが、
なんとリクエストが「肉、もしくは居酒屋ハシゴ!」。
さあ大変だ、全く疎い分野である。
場所は新橋辺りということで
一応webで見当をつけたが
ハシゴとなると不安。
そんじゃま、下見も兼ねてぶらり新橋ついでにたぐり。
以前お蕎麦屋さんでもらった
「常陸秋そば使用の店」というパンフレットに出ていたこの店。

路地裏という言葉がふさわしい、小さな路地に灯るあかり。
飾るでもなく飾らぬことを気取るでもない、
控えめな風情が逆に印象的である。
本日の蕎麦は群馬県渋川市赤城町のキタワセ。
「夏新そば」とある。


まばらに散る大きな黒いホシ。
熟成感を含んだ香りをまとった
美しい細切りの蕎麦だ。
まだ新しい店内のスタッフは全員男性。
奥で楽しげに集うグループも全員男性。
新橋で飲むのが好きだった、この世では会えなかった祖父を思う。
静かな路地裏を抜け出した帰りには
駅まで歩くついでに翌日の様子見。
いや、1軒は決めてあったのだがハシゴに備え
だいたい街の様子を見ておこうかと・・
何処へ行っても蕎麦屋しか頭にないので
居酒屋目線で新橋を見るのは初めてなもので。
翌日は下見の甲斐あって(?)
めでたく楽しい3軒ハシゴと相成りましたとさ♪

(新橋「まこちゃん本店」にて人生初やきとん。
蕎麦ばかり食べていると世の中ハジメテだらけです(^_^;))
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