関西の大半は、いわゆる「小麦粉圏」。
蕎麦屋の数は東京の比ではないとはいえ
西の蕎麦屋に行くのは楽しい。
西には、西の風が吹いている。
西の蕎麦屋に行って感じることはいろいろあるが
そのひとつに「意外と混んでいる」というのがある。
蕎麦屋の数が少ないからなのか、
私が行った店がその日たまたまなのか、
目立たぬ駅の目立たぬ場所にある蕎麦屋にたどり着き
その盛況ぶりに驚いた経験は少なくない。
道路に行列が出来ていたり(!)
扉を開けると待合室があって
順番待ちの紙に名前が並んでいたりするのだ。
名古屋市を東西に走る東山線「東山公園駅」近く。
「蕎麦切り ふ〜助」という可愛らしい名前の蕎麦屋は
マンションの半地下に、半分隠れて静かに佇んでいる・・

と思いきや!
満員だがや・・・
どえりゃ混んどるがね・・

お蕎麦が褒められていたりお蕎麦屋さんが大人気なのを見ると
孫の運動会のように嬉しくなってしまう彩ばあさん。
空腹も忘れニコニコと順番をまちます。
でもうらやましそうに人のお蕎麦を凝視するのはやめましょう。
お蕎麦は2種類。
もうそのネーミングからして楽しくてたまらない。
「ざるそば」と「きしそば」。
「ざるそば」はいわゆる一般的な太さの蕎麦で
「きしそば」はご存知名物きしめんのような
平打ちの太い蕎麦だそうだ。
まず珍しい方から先に来ちゃった。
「きしそば」。
うわー
これは楽しい眺めだ!


色の濃い肌から香る、「黒い香り」。
香ばしく深く味わい深い、大好きな香りを
強烈にではなく、実に心地よくたたえている。
口に含むと想像よりかなり柔らかいのだが
幅広い輪郭をつかまえて噛みしめると黒い味わいが深まり
本当に美味しい。
この「きしめん型蕎麦」、いいなぁー!
あっという間に食べてしまう。
こちらは「ざるそば」。

切り方の違いだけで
打ち方は「きしそば」と同じのよう。
見ての通り、こちらも蕎麦圏東京人からすると「茹で過ぎ?」と思うほど
ほにょんほにょんのやわらかさなのだが
それを「やさしさ」としてとらえると実に品が良い。
なによりこの香ばしく深い香りがおいしい。
私がうっとり食べている間も
次々とお客さんが入れ替わり立ち代り入ってくる大人気店。
蕎麦湯の湯桶に「かきまぜ棒」が入ってくるのも
メニューに「にしんごはん」「とり丼」なんてのがあるのも
西を感じて楽しいなー

.
食べたい。。
まさに、そうなんです!形は「きしめん」に近いのに味わいはこちらの方が蕎麦らしくおいしかったです〜(^O^)
沼津のおもだかを検索していて、こちらのブログを見つけました。
画像もキレイだし、文章も流石、ミュージシャンらしくテンポ良く読ませてくれますね〜。
私の知らないお店も紹介それているので、これからも遊びに寄らせて貰います。
因みに、ふ〜助の師匠は岐阜県関市の名店「助六」です。
はじめまして!
書き込みありがとうございます。素敵なお言葉をいただき、わーうれしい!とそばの横好きさまのブログを拝見しましたら・・超美しい写真にビックリしました。ティファールのアイロンは私も愛用、アタも大好きでたくさん持っています(^o^)小出宮の原の枝垂れ桜 の写真も素晴らしいです!!
私の拙いHPを見て頂き感謝です。
それも、蕎麦以外の古いコンテンツまでチェックして貰った様で、益々感謝です。
私が行かなくてもこうしてコメントいただくとまた行った気分になれて嬉しいです♪一方で、また行きたい刺激もすごーく受けます(^^)