2010年12月31日
小平市小川町「手打ちそば そうま」
大晦日の今日、
東京の片隅で小さな暖簾がそっと下ろされる。
東京都小平市。
青梅街道沿いに掲げられた幟に誘われ路地に入ると
なんとも微笑ましい、「自宅改造」というより「自宅そのまんま」の
お蕎麦屋さんが現れる。
陶芸家である店主が自宅で営んできた「手打ちそば そうま」。
ぼっち盛りの「ざあるそば」は
ほのぼのとした名称がよく似合う
柔らかめのやさしい食感だ。
やや熟成感を含んだ風味がひろがる。
天ざるそばの天ぷらは
ドーンと家庭的な豊かさ!
店内には近所の人らしい老夫婦が
まるで自宅にいるかのようにくつろいでいる。
お蕎麦はもう食べ終わったのに、ここが好きなようで
ぽつぽつと話をしている。
玄関には「ごめんくださーい。おじゃましまーす」の明るい声。
「はぁーい!」と店の人のこれまた明るい声。
こんな風に、近所の人に愛されてきた店。
嬉しげに席に着くお客さん。
店内は陶芸の作品や
「そば」と書かれた小学生の書道が飾られ(シビれた!!)
心温まる楽しい雰囲気。
大切な空間が、ここにあったのだ。
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来るもの、行くもの・・・
積み重なる思い出、忘れ去り行く思い出・・・
今年はどんな思い出が積み重なるのだろう
素敵な思い出が積み重なると良いですね
明けましておめでとう
本年も戯言を書くかも知れませんが
お手柔らかに 優しく 楽しく いい年に
残念ではありますが、感謝の気持ちを伝えたいです。
本当にお疲れ様でした。
あけましておめでとうございます!
本年も酒気帯び楽しい素敵な書き込みお待ちしています(^o^)♪
流れゆくものは止められませんが、「今この蕎麦を愛でられるしあわせ」で今年もニコニコしましょうね〜
25¢さま
本当に、私も「お疲れ様でした」と言いたい気持ちでした。私の胸の中には、ずーっとお店はあります。