ママチャリるんるん辿り着いた先は・・・

のんびりとした二条通を抜ける風に揺れる幟。
店名の文字に何ともよい表情があり、
案山子に出迎えてもらったようなほのぼのとした気分になる。
扉を開くと一転、洗練モダンな空間。
京都らしく奥行きがあり中の様子が見渡せない構造のため
やや緊張感のある店のようにも見える。
しかし心配御無用。
カウンターに座ればごくカジュアルな雰囲気で、
不思議なほど自分だけの時間をゆったり過ごせる。
奥まったその先にあるカウンター、という珍しい構造のためか
きびきび働く寡黙な職人である店主の部屋に
遊びにきたような感覚もあるかもしれない。

「とおる蕎麦」の蕎麦はすべて小・中・大から選べ
小でもこのボリュームである。
この空間にして、この飾らぬ雰囲気、そしてこの量。
非常に新鮮で、実に居心地がよい。
西にはたのしい蕎麦の風が吹いているなあ、としみじみ。


蕎麦は微粉のきめ細かな美しい肌で、
パキパキとシャープな輪郭を際立たせたつるつるの蕎麦。
箸先の香りは淡いが、噛み締めると口内に蕎麦のいい香りが生まれ
外の日差しを遠く見やりつつしあわせのひととき。
この潔い輪郭線の鋭さ、のどごしの良さ、
暑い暑い京都の夏にはさぞ快いだろう。

私の知り合いの京都人達も揃って大好きな「とおる蕎麦」。
西にはたのしい風が吹いている。
暑いのは強いのでまだいいのですが紫外線は困り者です。特に私は目が紫外線に弱いのでサングラスは必須!小さいときの夏の写真はみんな「やぶニラミ」です(^^;)
このお店は僕も大好きなお店です。
夜、イスラエル人のよらむさんが
経営されている日本酒barも
とても素晴らしいです。
これを読んでまたお蕎麦が
食べたくなってきました。
はじめまして、書き込みありがとうございます!
とおる蕎麦が夜日本酒Barになっているとは・・
しかもイスラエルの方とは・・・
知りませんでした、面白いですね〜
しばらく行っていないお店についてお話いただくとまた行きたくなり、私もとても楽しい気持ちです♪