A4、A5と牛肉のランクがメニューに大きく表記されていて、
お昼時は牛しゃぶの御膳ランチや
大きなお鍋でやってくる自家製豆腐御膳などが人気のようで
女性を中心に大賑わい。
しかし私はここでも手打ち蕎麦


よく田舎の県道沿いとかで食べられるような
いい感じに力の抜けた、どっしりざらっとした蕎麦。
蕎麦のかぐわしい香りというのとはちょっと違うのだが、
粉の香りがゆたかで、おいしい。

例によってつゆは蕎麦湯の「つまみ」として
舌に乗せて楽しんだが、ちょいと甘さが濃かったかな。
1階は「夏野」という銀座に数軒あるお箸屋さん。
同じ系列なのか、「花大根」にもお箸のディスプレイがあり
帰りには使ったお箸を「お持ち帰り下さい」とお土産にくれる。

でもそれより私が嬉しかったのが、
食後のデザート


小さなコーヒーと小さなお菓子のなんとかわいらしいこと。
この写真では全然伝わらなくて残念なのだが
このコーヒーも和菓子も、おままごとのように小さいのだー

このお菓子が私に命中


香川県の「おいり」というお菓子なのだそうだが、
小さくて丸くて、はんなりとした実に可愛らしい淡い彩り。
口に含むとふわっと溶けてしまう、かる〜い雛あられみたい。
調べたら、四国新聞のサイトを発見。
「西讃の花嫁にとっては欠かすことのできない“嫁入り道具”の一つで、
全国でも他の地域には見られない独特の風習だ。」
おお〜何と素敵な


きれいな写真も出ていたので
興味がある方は是非。
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/syoku/17/
今月は飛ばし気味かな〜
(既に18軒

花大根の近くにお勤めとは!しゃぶしゃぶと蕎麦なんて、ユニークなお店ですよね。
日和田蕎麦、その名がよく似合う、田舎の日だまりのような蕎麦でした。
猫さんは私の座ったカウンターのお箸のディスプレイの脇にもいましたよ〜。縮緬で出来ていて、ニコニコしてしっぽを振ってくれているの!犬じゃないのにしっぽ振ってもらえると嬉しくなっちゃいます。