2022年04月28日

新潟・南魚沼「そば屋 長森」


蕎麦と言えば「へぎそば」、な新潟において、
へぎそば屋ではないお蕎麦屋さん!

「へぎそば」とは、大きな「へぎ」という器に、人数ぶんのお蕎麦を
ひと束づつ飾るように一緒盛りにする「ふのり入り」のお蕎麦。
新潟は、そのへぎそばを大人数で囲んでたっぷり食べる、
古くからの蕎麦文化がある土地だ。

当然お蕎麦屋さんはたくさんあるのだが
へぎそばの性質上、かなり有名なところでも機械打ちのところが多く
雰囲気もほっこりとした郷土料理屋風のお蕎麦屋さんが多いと思う。


そんな中異彩を放つ、カッコいい系の店がこの「長森」。
この辺りでは珍しい、いわゆるへぎそば屋ではない蕎麦屋である。



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八海山酒造が運営する「魚沼の里」施設内に佇む古民家で、
外観も内部も、洗練された古き良き美しきもの。


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ひとつの世界がここにある。

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今回は初めてランチのゴールデンタイムに来たため
満席大賑わいでびっくり。(写真は退店時)
シーンとした大広間で雪見の風情を味わったりした
過去のイメージ
とはかなり違うが
天井が高く、何より古民家の美しい風情があるので
賑わいもまた一興、居心地はすこぶる良い。


まず私がここで何が好きって、
意外にも、コレなんです!!


「玉子焼き」

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食べずともわかる、この圧倒的な魅力!!
ひとめ見ただけでもうノックアウトされませんか!?

こ〜れ〜が〜ね〜!
食べるとまたまた両目がハートになる美味しさでして!
東京の甘い卵焼きが苦手な私は、メニューに
「だし巻き玉子」ではなく「玉子焼き」と
書いてあると毎回かなり警戒するのだが
こちらは全然甘くありません。
塩味も控えめ、全体に薄味で、とにかく卵の豊かな味わいだけが
このフワンフワンの質感の中に閉じ込められているのです。

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(愛余って激写、連写)

いつもなら、卵焼きがこんなにたっぷりあったら
この後のお蕎麦が食べられなくなるのではと心配になるものだが
質感がふわんとしている上に味も優しいのでぱくぱく食べてしまう。





「おつまみ三品」

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右から
「にしん山椒漬け」
「青菜のおひたし」
「あさりの時雨煮」

どれもとても美味しくて昼から飲みたくなってしまうものばかり。

にしんは棒煮ではなく山椒漬けという名称。
ふっくらではなく硬めの質感で、たしかに山椒の風味がよい。

青菜のおひたしは、あさりと油揚げ入り。
ごま油が香るがとてもさっぱりとしていて、上品な味付け。

あさりの時雨煮も生姜が効いて程よい甘辛、大変美味しい。




天ぷらは、今日は「ふきのとうの天ぷら」が売り切れでがっかりだったが、
こちらはあってよかった!

「山菜の天ぷら」

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左から
こしあぶら、うど、こごみ。
脂っこさのない、さっくりと軽やかな衣が素晴らしい。
でもちょっと山菜の香りは弱かったかも?
もう季節も終わりかなあ



さて、ここから怒涛のお蕎麦4種類に突入します!

お蕎麦のメニュー。

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私は今まで通り
「田舎そば」
「もりそば」
「十割そば」
の3種類を食べるつもりで来たのですが、
なんと今回こんなスゴイお蕎麦がありまして!


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これも絶対食べるでしょ!!
4枚は多いけど、なにせ「今あるお蕎麦は全部食べたい」という欲求が
DNAに刷り込まれているものでもうたいへーーん!(≧∇≦)



「田舎そば」

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意外にも田舎がトップでやってまいりました。
この店はこの「田舎そば」だけふのり入りの蕎麦なのだが
まさにその通り、こんにゃくのような透明感のある肌だ。

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香りはちょっと淡いのだが黒く香ばしく、
それでいてムワーと重い感じではなく、
軽く澄んだ感じなのが素晴らしい。
口に含むとざらつきはありつつ
ツルンツルン滑る太打ちの舌触りが新鮮。
いかにもふのり入りらしい食感だ。



「もりそば」

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箸先から香りを寄せると、さわやかな野生の香りが淡く漂ってくる。
しなやかなコシがあり、大変よい食感。
上品でまろやかな味わいもある。
ただこちらは結構足が早く、食べている側からどんどんくっついてくるので要注意。
(1枚ずつ間を開けて頼めば良かったんですが、それも迷惑だろうと
とにかく「お蕎麦はあとで」と最初に4枚頼んだら、後から
4種類がいっぺんにドコドコ来ちゃったので大慌て、大忙しでした!!)




「十割そば」

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お、こちらは若干「もりそば」より太く、
むっちりした印象の輪郭線ですね?
ホシも「もりそば」よりやや多め。
箸先から香りを寄せると・・・
ムムムムム!?これは珍しい、面白い香り!!
なんというか・・・亜麻仁油でもない、アルガンオイルでもない、
でも何かの植物油に近い香り。
と聞くと不思議かもしれないが、私はかつて
「はっきりと天ぷらの香りがする十割蕎麦」に何度か出会ったことがあるので、
お蕎麦の中にはそんな香りの要素を持つものがあるのだ。
この蕎麦はその特徴的な植物の油っぽい香り以外
いわゆる普通の蕎麦らしい香りは感じられず、
余計に面白かった。
食感はたしかに「もりそば」より太く弾力があり、
みずみずしい感じが印象的。
味わいはすっきりと淡く、いろんな意味で個性的な十割そば!




「十割そば(小佐渡在来種)」

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見た目はかーなーり、「十割そば」と似ています!
よーく見入れば、こちらの方が輪郭線がやや細かく震えていて、
大きめのホシも目に入るのでより素朴な印象。
香りを寄せてびっくり。
先程の「十割そば」と全く同じ香りがしますー!!
あの不思議な、亜麻仁油のような?アルガンオイルのような?
フレッシュな植物の油のような香り。
こちらは小佐渡在来種十割なので、先程の「十割そば」とは蕎麦粉が違う訳だし
十割だから蕎麦粉以外入ってないのだから、
なぜ全く同じ香りがしたのか、ものすごーく不思議!
味わいはこちらもすっきりと淡く、
食感はこちらの方が若干むっちり感が強いかな?




例によってお蕎麦最優先の人生なもので
ここの蕎麦汁の紹介を忘れました。

ここはお蕎麦を頼むと「田舎」と「江戸前」、
どちらの蕎麦汁にするか訊かれます。

「田舎」は、どっぷりとつける用。
全体には一般的な蕎麦汁より薄いのだが、鰹の風味の強い、天汁のような汁。

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(右が江戸前、左が田舎)

「江戸前」は、ちょいとつける用。
かなり塩分が強く甘さもしっかり、濃い汁。
試しに蕎麦をつけるとより甘さが際立って感じられた。


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とにかく満席大賑わいなので、飛び回るスタッフのおばちゃま達は大忙しだったが、
私はこの大きな田舎家に抱かれるような気持ちで、賑わいの中にいた。


窓からは美しい桜並木。
東京のようにソメイヨシノばかりではなく
いろんな種類の桜が並んでいるらしく、
ピンクの濃淡がぽっ、ぽっ、と絵筆で染めたかのようだ。

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さあーこのあとは温泉!
あの大好きな温泉、今日は入れるといいな〜!
(難易度高くて最近2回フラれてます(^^;;))



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2012年4月の「そば屋 長森」





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2022年04月27日

地球で一番好きなケーキ


先日「東京で2番目に好きなケーキ」を食べている写真をアップしたら、
さっそく我が愛すべき食いしん坊な友より
「一番はどこの!?」とツッコミが入り(笑)
本日ふたりで食べに行きましたとさ ♡


これが、私が地球で一番愛しているケーキです!!
(愛溢れて東京から一気に範囲拡大)


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話せば長いのでなるべく手短に申しますが
私は公には、「甘いものが一切苦手です」
ということになっています(笑)。
それは甘いものの9割が苦手で、
食べられる好きな範囲があまりにも狭いため
どんなシチュエーションでもただのワガママ女になること必至なので
「一切食べられません」ということにしているのです(^^;)

でも実際は「これなら大好き」というものが1割くらい存在し、
しかもこういう性分なので好きなものに対する愛は割と暴走系でして、
その中でもこれは頂点!!
年に2回は必ず予約して買いに行き(本当は毎週食べたい)
食べるたびにもうどうなってもいいと思うほど悶絶、溺愛しています。


私が好きな甘いもののポイントは
「苦味がある」「香ばしい」「甘さと脂肪分がしつこくない」
というあたりで、キャラメルやきなこなどが俄然反応するワード。

この地球一ケーキはとにかくしっかりした苦味と香ばしさが最高!!
大きさも結構あるしクリームもたっぷりなのに
ぺろりと食べちゃいます (≧∇≦)
もう10年以上変わらぬ愛なので
今後の人生でもこの子を超えるケーキには出会わないと思います。


今日はお菓子作りの名人でもある友にも
「これは確かにめちゃくちゃ美味しい!!」と大感激してもらえて
ますます美味しく楽しかったー!
二人で「ああ なくなっちゃう・・・なくなっちゃう・・・」
と言いながら食べました(笑)。


私をここまで狂わせる
このケーキを作った金子さんは本当に凄い人!

パティスリー・パリセヴェイユの
「サントノーレ・キャラメル」です。



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posted by aya at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月26日

虎ノ門「蕎麦切り 酒 大愚」


「酒量だけは小鳥」な私のくせに、
背伸びして行ってしまいました〜

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路地に潜むさりげない外観、カウンターのみの粋な蕎麦屋。
以前はお昼もやっていたので
お蕎麦をメインに胸打ち震える時間を楽しめ、
もうなんというか、その蕎麦の超絶な美味しさと
お店としてのカッコ良さにシビレまくっていたんですが、
今は、夜のみ、4800円のコースのみ。

しかも、

「当店はお酒を呑む処です。
2合以上飲まない人は御入店は御断りします。
2合以上飲まない方は席代として1000円戴きます」

というルールの、大人のお店。

ということは、
私は最初からお断りされちゃう類の人間なわけですが
行っちゃったんです〜 ( ̄∇ ̄)


お酒のメニュー。

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さすが、通好みのセレクション。
しかも基本的に全て燗!!(燗酒大好き♡)




そして食事はコースのみで(追加メニューはあり)、
本日のコースメニューはこちら。

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◯ホタルイカの酢味噌和え
ホタルイカふっくら、酢味噌も上品で美味しい。

◯新じゃがのポテトサラダ
ツナ入りでクリーミー、一工夫が感じられる美味しさ。

◯鶏の炙り昆布〆

◯こめたまの出汁巻玉子
やけに色が白い卵だがこれが絶品!
出汁の良さがストレートに伝わる、シンプルで粋な美味しさ。
私が愛する某Nの出汁巻にとっても似ている味わいで、
こちらの方がぐっと上品な見た目と質感。

◯筍焼き

◯蚕豆饅頭
蓮根饅頭などの和食のお饅頭大好物の私。
新鮮な蚕豆の美味しさが凝縮された中に、
生姜風味の鶏ひき肉がまた素晴らしい。
そしてとにかく出汁がおいし〜い!!
素晴らしい!まさに一流店の味。

◯媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き
鶏は皮パリふっくら、旨味しっかり。
ネギも最高の焼きと香り。
そしてこのつくねの上品な美味しさは最高だった。



ここの料理は、焼き物も含めて大変洗練され上品。
ガツンとしたところがなく、出汁もすっきりと澄み、
塩加減も上品に抑えてある。
でもそれって、私のように量を飲めない人にとってはあまりお酒が進まず、
お酒はちょこっとでも十分楽しめてしまう澄んだお味なんですよね〜
ガツンと脂ののった魚介類だの塩味しっかりの肴だのだったら、
こんな私でも結構お酒が進むんですが〜
(例:さんまの肝と日本酒で「肝!酒!肝!酒!」
という、おいっちにっ!みたいなリズムが
止まらなくなったことも( ̄▽ ̄)意外とやるっしょ)



ちなみにお酒はこれが美味しかったです。

「隆(燗)」

下を支えるガッツリ感がありつつすっきり澄んだ感じもあって、
うーん、おいしい〜〜!
基本すべて燗酒ってところもいかにもこの店らしくていい。



ここで、追加注文でそばがきを頼みました♡

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おおおお?
長年の愛と期待に反して香りはかなり控えめ・・・
しかし口に入れた時の食感に感激!!
極上の「ふわとろエアリーもっちり」なのだが
その尋常でない食感の素晴らしさにびっくり。
粗挽きのためか絶妙に、シュワッと泡が潰れるような感じがあり、
極端に言えばメレンゲのような軽さのあるもっちりなのだ。
香りと味わいは終始控えめで、
例えるならネパールのそばがきディロに似た香りが
ごく淡く漂っている。
茨城、常陸秋そば。




〆はもちろん、せいろと田舎の二色盛にしました!

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この美意識にまず参る。
この正方形のトレイ。この美しき笊。
ああー「大愚」はやっぱりかっこいいなあー


「せいろ」

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香りは意外にもごく淡い。
アレ?まさか、ここでそんなはずは・・・と思い、さらに全身で集中しながら向き合うと、
食べ進むうちにほんのりとした穀物感が内側から感じられてきた。
食感はさすがのしなやかさ、絶妙なコシで素晴らしい。


「田舎」

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ガッツリ太く黒い、田舎らしい田舎。
こちらも常陸秋そばで、先程のそばがきと同じ粉ということですが・・・
こちらは爆発的に香っておりますーー!♡
深くたくましく香ばしく、しかし嫌味は一切ない澄んだ強さ。
モグモグしっかり噛む蕎麦で、そこから溢れる味わいのふくよかさ、その旨みの質がすごい。
これに似た感じの蕎麦はいくらでもあるが、その中でこれは頂点に近い魅力がある。
素晴らしい!!


カウンター7席のみの店内にはコンテンポラリージャズが小さく流れ、
客席はほぼ満席。
寡黙な店主が手早く調理を続けているのを
全員見るともなしに見ながら、お酒を飲んでいる。


本日私のお隣とそのお隣は、別々の女性ソロの方々。
お二人とも一人静かにお酒を手酌でガンガン注ぎながら
追加注文も加えつつたっっぷり食べて飲んでおられました。
すごいなあ〜、やっぱりここはこういう人のためのお店なんだよなあ〜

対する情けない「酒量だけは小鳥」の私は
もちろん2合なんて飲めず、+席代1000円コース。
好きなおつまみと、ちょこっとお酒、
あとはお蕎麦をたっぷり楽しみたい私には、
やっぱりこのスタイルは大人すぎちゃうかも。。
今日は以前ほど、そばがきとせいろが香らなかったこともあって
ちょっとしょんぼり。。



でもこの店の美意識は、
やっぱり大好きなんですよね〜♡


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2011年9月の「蕎麦切り 酒 大愚」










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2022年04月24日

登山日記「坂戸山・六万騎山」


4月下旬の坂戸山、六万騎山。

毎年春に訪れたくなるお花の宝庫の低山に、
今年もセットで登りました。

どちらのお山もカタクリの大群生に出会えて感激!

会いたかったイワウチワも
びっくりするくらいたくさん咲いていてくれたし、
ショウジョウバカマ、イカリソウ、トウゴクミツバツツジ、
タムシバ、イワナシなど、
山のお花ってどうしてこんなに可愛いんでしょうね〜!

そして遠く眺める新潟の山の景色は
長野や群馬とはまた全然違う美しさで、私はだーーいすきなのです。



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坂戸山は登山口の手前の里山もお花いっぱいで大好き。
東京ではとっくに終わった桜が満開で感激!


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カタクリの群生。
カタクリちゃんはお寝坊で朝(この時7:20)はまだ寝てました(笑)


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カタクリの群生と白いキクザキイチゲ。
桜の花びらのピンクもきれい。


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イワウチワの群生ーー!!


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新潟の景色は本当に美しくて大好き。


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蜘蛛の巣と朝露


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タムシバも終わりかけでしたが咲いてました


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イワナシ


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イワウチワのつぼみはあまり見ませんが、かわいい〜



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サクラ


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スミレ類!


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カタクリちゃん起きました


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坂戸山山頂


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坂戸山山頂のショウジョウバカマ。
こんなにまとめて見たのは初めて。


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ショウジョウバカマ



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イカリソウもひとつだけ発見!



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イワウチワ
朝露が乾いてきてパッと開き始めました


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タムシバ


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トウゴクミツバツツジ


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桜もまだまだ咲いていて、満開に近い枝もありました


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手前のピンクは散った桜の花びら。奥の紫はカタクリの群生


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桜模様の地面


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カタクリの群生とキクザキイチゲ、桜の花びら


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カタクリの群生

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坂戸山を下りてきた里山の風景。ここ本当に大好き


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坂戸山を下りてきた里山の風景。ここ本当に大好き


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六万騎山のイワウチワ


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六万騎山にはイカリソウいっぱい咲いていました!


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登山道の両脇にイカリソウがざっくざく


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山頂でいつも出会う桜。
この木は真ん中あたりで激しく折れていて地面に頭をつけています。
どう見てももう枯れて当然のような折れ方なのに、
毎年本当に美しく花を咲かせるところが感動的です。


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六万騎山山頂


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カタクリの群生〜〜!


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カタクリの群生と桜の花びら


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キクザキイチゲは葉っぱも大好き


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六万騎山登山口付近で毎年会える雪割草


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六万騎山登山口付近で毎年会える雪割草




そしてもちろん登山の後は、
新潟のお蕎麦〜〜〜♡



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2022年04月22日

浦和「庵浮雨 un peu」移転新装オープン!


独特のセンスとフレンチの修行も積んだ腕前で
私を長年魅了してきた、
浦和が誇る個性派手打ち蕎麦店、「庵浮雨(あんぷう)」。

立ち退きでしばらく会えなかったが
この度、同じ浦和の仲町平和通りに
移転新装オープンしました〜!


浦和仲町平和通りは、地元では有名な
飲み屋さんなどの飲食店が多い通りらしい。

いいムードですねえええ〜

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この立地からしていかにも「庵浮雨」らしいセンス!

ところで、お店はどこに??

えっ

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これ??

1階は工事中だし、全体的に工事中にも見えるんだけど・・・


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やっぱりここだー!



お店は階段を上がって2階です。

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いやー、新築物件だったとは!
前のナカギンザセブンのお店がレトロむんむんのムードだっただけに
新鮮だなあ〜

店内もピカピカ。
明るい感じのインテリアに、洋裁が趣味♡の店主による
ファブリック作品がとっても可愛らしい。

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奥のカーテンはハサミ柄、右下の棚にはミシン柄、
厨房の暖簾はハリネズミ柄のファブリックでした〜 (≧∇≦)
(ちなみに店主が着てるリバティープリントのシャツもお手製です!すごすぎ)



まだオープンして4日目でドッタバッタだそう。
これだけベテランの店主でもそうなるんだから
一人でお店をやるって本当に大変です・・・



というわけで本日のメニュー。

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ぎゃーーー!!
私が大好きな「庵浮雨」のゴールデンメニューがいっぱいありますぅ〜
スモーク全部食べたい!
でも他のも食べたい!
メニュー決断力には自信がある私だが
ここでは迷う・・・困った・・・
そして価格が全体的に変わった感じかな?



気を落ち着けてまずは一杯。
あらこの素敵なお酒なあに?

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ウワァ 微発泡〜
きゅんっとしてるけど飲みやすくて
これ美味しい〜〜〜 (≧∇≦)♡
ちょっとすっきりしたマッコリみたいな風味もあり
とにかく女ってのはなんでそんなに泡が好きなんだって感じですが
ハイその通り!
発泡してると私もいきなり「飲める度」がアップします (≧∇≦)



そして
「久しぶりに作ったら分量忘れちゃった!」
という店主の言葉に笑わされたこちら。


庵浮雨名物、「自家製豆腐」

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以前と同じ、埼玉産の、その名も「借金なし」という大豆使用の豆腐。
いつもは何もつけずに食べるのが大好きなのだが
今日のはちょっと甘みがなかったので
添えられたオリーブオイルとピンクソルトで食べると
おいしい〜!

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「庵浮雨」のおつまみは「タパス」と呼ぶのがぴったりの
ちいさーーな可愛い器に盛られてくる。

「ブロッコリーのペペロンチーノ」

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こんなの美味しいに決まってますよね〜
パリッとした食感のブロッコリーにニンニクとオリーブオイルの旨みたっぷり。
こういうのって塩気が強いのが多いのだが
庵浮雨はさすがのun peu(フランス語で 少し、の意味)。


「ブリのスモーク」

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わたくしは「庵浮雨」のスモークを
愛し過ぎているので激写が止まりません。

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魚の旨味という旨味が凝縮された上に
このたまらない燻製香。
殺す気か!!ってくらい美味しい。
これだけ酒のつまみっぽいのに塩加減がまたまた絶妙、
さすが!!大好き!


そして早くも( ̄▽ ̄)

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東京港酒造の「江戸開城」。
これは入り口がキュッと強めであとはフラットな感じ。



そして数ある「庵浮雨」のスモークの中でも
私が一番いちばん愛しているこちら。
あああ 食べる前から食べ終わる時が悲しい・・・

「ウズラのスモーク」

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まずこのガツンとした燻製香でノックアウト!!
そしてひとくちで食べて、そのぽんにょぽにょの柔らかさと香り、
中から溢れる黄身の旨みで脳まで溶けます〜 たすけて〜〜〜
大好き〜〜〜・・・


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このウズラのためならなんでもする、
という言葉が脳内で点滅しつつ、
食べている間中私は壁に倒れ込んでました。(実話)
これ毎日10個くらい食べたい!!



「ホタルイカのスモーク」

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ふっくら柔らかいホタルイカでとても美味しいけど、
ちょっと今日のは燻製香が足りないかな?
聞くと表面積が多いホタルイカは結構加減が難しいらしい。
でもホタルイカ大好物なので美味しかった。




「だし巻き風オムレツ」

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バターの香りむんむんのオムレツがあまり好きでない私。
(自分で焼く時もオリーブオイルのみ!)
でもここのはバターのような?チーズのような?香りとコクがたっぷりで
なんでこんなに美味しいの〜〜?と思って聞いたら
発酵バター使用とのこと。なるほど!
内側がとろ〜っとしてるのがたまらない〜



そしてお蕎麦は、いつもはもりそばオンリーの私ですが
今日は久しぶりなので全種類いくことにしました!!

「十割せいろ」
「花巻クリームせいろ」
「肝せいろ」


まずはもちろんこちらから。

「十割せいろ」

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美しき細切りの肌にゆらめく、やや粗挽きのホシたち。
香りは本日訳あって、さわやかな木のような香りと
上品でまろやかな蕎麦の香りがかすかに漂っている。
食感が素晴らしく、口中で繊細に解ける輪郭線と
優しいコシが大変魅力的。


ここの蕎麦汁がまた、甘み控えめでかなりシャープな感じなのだが
この蕎麦につけるといきなりまろやかになるのだから参る。



種物は、以前のお店でも大大大人気だった2種類。


「花巻クリームせいろ」
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これがねー!!
めちゃくちゃ美味しいクリームポタージュスープに
青海苔の香りがめちゃくちゃ豊かに載っかって
こんなのズルイよね!?という美味しさ。
どろっと濃厚そうに見えますが汁は割とさらり、
それでいてゆたかな味わい!!
粉チーズがついてくるのだが
私はかけないでそのままの方がスキ♡
もちろん完飲♡



「肝せいろ」

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その名の通りレバーの旨みを凝縮して楽しめる
大変珍しい蕎麦メニューであるこちら。
こちらも、どろっと濃厚そうに見えますが
質感としては割とさらりとしていて
そして旨みはめちゃめちゃ濃厚〜〜


本日のお蕎麦は北海道(らしい笑)。
あまりにドッタバッタで産地を確認する時間もないらしく、
店主の殺人的忙しさと
そして新しい店でウキウキしている感じが伝わってきて、
それはそれは楽しい時間だった。



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新しい湯桶も、流石のセンス!おっかしー (≧∇≦)
でもこれ、意外と容量がたくさん入って保温力も抜群です!









posted by aya at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>埼玉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月20日

長野・駒ヶ根「丸富」


全国にその名を轟かせる超名店。

森の中にひっそりと隠れるように佇んでいるのに
人気者は放っておいてはもらえない。

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ここのお蕎麦に会いたくて、
もう何度来たかわからないほど来ているのに
その度感情のコップが溢れてしまい
なんと一度も文章に書いたことがなかった私。
(ということに最近気づきました。
まあそういうお店はいっぱいあるんですけど〜 (^^;)


春の雨の中に佇む赤い屋根の建物。
外から見ているだけで、
私の心のコップはまた溢れそうになる。


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この空間がとても好きだ。

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厨房の音、外の緑、雨の気配。




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店前の桜はもう葉が出始めていたが、まだまだ気温は早春の長野。
薪ストーブの温もりが嬉しい。



時節柄カードケース入りとなったメニュー。

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この店の困ったところは、お蕎麦が3種類もあること!

「十割蕎麦(枚数限定)1100円」
「粗挽きそば(二八蕎麦)1000円」
「しらびそそば(土日のみ枚数限定、平日ご予約)1200円」

何が困るって、種類が多いのは大変嬉しいことなのだが
とにかく人気過ぎて売り切れてしまうことが多いのが大問題。
「今あるお蕎麦は全部食べたい」という欲が恥ずかしいほど強い私(^^;) は
どれかが売り切れてしまっていないか
毎度心配でたまらないのだ。

本日は確実に3種類食べるために
土曜日の開店時間を狙ってやってきましたので
3種類ありましたーーー!よかった!!
(でも実は本日2軒目のお蕎麦屋さんなんだな〜ლ(ʘ▽ʘ)ლ)

せいろ蕎麦が一枚1000〜1200円というのは
ここが都会だとしてもかなりの高価格なのだが、
愛は盲目。
私も含め、皆さんここの空間、ここのお蕎麦に会いたくて
遠方から集まってくるのだ。



「季節の地野菜の盛り合わせ」

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菜の花は、胡麻あえ。
ウコギは、きゅっきゅっとした食感。
とうぶきは、見た目よりやわらか。
やまうどは、胡麻あえ。
たけのこの豊かな香り。
わらびは、ちょっとピリ辛の味付け。
かぼちゃのみずみずしさ。
なすは、ごま油でボリューム感あり。

ひとつひとつの春の恵みに、違った色の手間をかけ、
この店らしい世界をこの一皿の中に作っている。




「蕎麦掻き(1400円)」

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ここのそばがきが好きすぎる私は
もう蓋を開けるのもドキドキ!!
ああ いよいよ会える〜〜♡

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一口食べて目がかっ開く。
なんっっっというなめらかさ!!
私の大好物の京都の生麩のような?搗き立てのお餅のような?
とにかく珍しいほどのモッチモチさ、ふっくらさ、なめらかさ。
もっちりしているのにお箸でぱつんと綺麗に切れるというのがすごい。
香りはおとなしめだが静かに香るふっくらふくよか系。
味わいも濃厚ではないがじんわりと滋味深さが伝わってくる。
この比類なきモチモチふっくらなめらかな食感に泥酔しつつ
穏やかな香りと味わいを追いかけるひととき・・・



そしていよいよ、
会いたかった御三方に会える時が来た。


今回は残念なことに自然光の当たらない暗めの席になってしまったので
(開店時間に来たというのに本当にすごい人気)
写真が難しく、その肌の美しさを捕らえたい私は
かなり苦戦したが・・・



「十割蕎麦(枚数限定)1100円」
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順番はお任せしたのだが
まず「十割蕎麦」からやってきましたー!


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宝物のように極細な、美しき極細。
そっと手繰り上げ箸先から香りを寄せると、ふわっと香ばしく、
ふっくらとしたまろやかさもある香りが迎えてくれた。
食感はなめらかちゅるゅるで、
極細ながら密な肌はしっかりしているのだが
硬さはまったくなく、ふんわりとやわらかなコシが素晴らしい。
味わいとしてはたくましくなまなましい系なのだが
それが濃厚ではなくおだやかに淡いので印象は美しいまま。
いろいろと、十割とは思えない魅力、美味しさだ。



そしていよいよ、南信州・下栗産の在来種使用のこちら。

「しらびそそば(土日のみ枚数限定、平日は予約)1200円」

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うわああ なんという美しさ!
こちらはさらに繊細、さらに極細。
このままただずっと眺めていたくなる宇宙。


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写真では伝わりにくいが、肉眼で見た時は
その肌があまりになめらかに輝いているので
少し硬そうな蕎麦に見えたのだ。
しかし、口に含むとその滑らかな肌は硬いどころか
とても柔らかくちゅるちゅるの質感、やさしいコシ。
香りは青畳を思わせるような爽やかで軽い野生の香り。
味わいは最初ほとんど感じられなかったのだが
次第に先の十割にも似た、生々しいようなたくましい味わいが
ひそやかに後からやってきた。




「粗挽きそば(二八蕎麦)1000円」

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こちらはガラッと印象が変わります。
太めの粗挽き。

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その肌に陽炎のように浮かぶ、白い陰影、褐色のホシ。
箸先から香りを寄せると、小麦っぽいあまーい香りに目が覚める。
口に含むと見た目以上に太打ちに感じられ、
フワンと軽い食感がユニーク。
粗挽き感はあまりなくむしろなめらかで、
めちゃめちゃ香ばしく甘い香りが美味しい。
この独特のむぎ香ばしさと味わい、
私が大好きな「蕎楽亭もがみ」のお蕎麦を思い出させるなあ〜




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蕎麦汁はかなり濃いめ。
(今回もついに一度もお蕎麦をつけることができなかった大悪党だが)
強い旨みと甘みがあるがこっくりとまろやか、
実によく合わさっている。


夢のように駆け抜けた時間はあっという間で、
食べ終わったのは12:20。
この時点で「しらびそ蕎麦」は売り切れ!
すごいなあ〜 流石の人気である。




山の中の、素朴な洗練。

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店を出る時、前回ここに来てから今日までの時間と、
今日から次にここに帰ってくるまでの時間を、
ふっと思う。


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帰りに見た水仙の群生が綺麗だったなあー

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2022年04月19日

清澄白河「ふかがわ翁」



今日は久しぶりにお会いできた素晴らしい方々と、
めちゃめちゃ美味しいお蕎麦屋さんで昼酒 !!


まず佇まいがいいですよね〜

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こぢんまりと粋でありつつ、あたたかくやさしい面持ちの外観。



カウンターのみの小さな店だが
温かみのある落ち着いたインテリアで居心地がいい。

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お蕎麦のメニュー。

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翁系ならではのメニューあり、おっと目を惹くメニューありで
めちゃめちゃワクワク〜
(この時点でお蕎麦は二つ食べる決意を固めました (≧∇≦))



お酒は、四季桜はもちろんあるし(達磨系ですから♡)
私が見たことないのもあるなあー
そしておつまみがまたいい!!
スタンダードでありつつ通好みな粋なセレクション。

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まずはこれっしょ!カンパーーーーイ!!

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酒量は小鳥の私、
ビール半分でもう腕がヘナヘナ?
すごいピンボケで失礼( ̄∇ ̄)

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そして早くも日本酒〜 (≧∇≦)

「上喜元(生もと純米)」
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入り口はすーっと澄んでてあとでしっかり膨らむ
私が好きなタイプ!
やばい、飲んじゃう。


「そら豆の塩茹で」

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春の畑の恵みそのまま、シンプルで最高。



「春キャベツと桜海老の煮浸し」

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春限定のメニュー表の中で一番惹かれたメニューだったが
期待を遥か超える美味しさにびっくり。
この桜海老、めちゃめちゃいいの使ってますよね〜
ふっくら、ふんわり、香りが素晴らしい!
春キャベツの甘みやみずみずしい食感も最高、
こに出汁の良さが引き立ちまくり。
ひゃ〜〜コレめちゃくちゃ大好きーーー!!
(あまりに感激して帰ってすぐ自分でも真似して作ってみました!
桜海老もこんなにいいのじゃないし全く及びませんが、
これはメニュー自体が素晴らしいので
今後春の定番メニューになりそうです♡)



「天ぷら」

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海老、稚鮎、キス、しいたけ、いんげん、なす。
カリカリでなくふんわりやさしい食感の天ぷら。
なんたって稚鮎、キスってのがいい。
いかにも江戸、いかにも深川の蕎麦屋というイメージにぴったりだ。



そしてメニューで見て気になりまくっていたこちら。

「自家製牡蠣のオイル漬け(写真は2個)」

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(またピンボケ・・・お酒ってコワイわ (≧∇≦))

これがまた犯罪的美味しさ!!
牡蠣のオイル漬けだけでも最高に美味しいのに
そこにハーブやガーリックを加えた
クリーミーなチーズが添えてくるなんてズルイ〜〜(>_<) ♡
こんなの美味しいに決まってる。



そしていよいよ・・・


目も心も奪われる景色。

まさに達磨系の美しさ!!

「ざるそば」

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明るい色の自然な笊に、
おおらかに気持ちよさそうに広がる姿。
眺めているとこちらの心まで澄んでくる気すらして、
それは日本庭園に対峙する時に似ているかもしれない。

近づかずとも香りがこちらにガンガン飛んできそうな
お蕎麦を手繰り寄せると・・・


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っはあああぁ〜〜〜〜♡
まさに「天晴れ常陸秋っ!」と叫びたくなるような
最高の香りかぐわしさ。
フレッシュで美しい、澄んだ青さも香ばしさもまろやかさもある
これ以上ないほど素晴らしい香りだ。
口に含むと予想したよりかなりしっかりめの輪郭線を感じ
噛み締めた感触、コシもやや硬め。
その噛み締めた中からも、さらにフレッシュなかぐわしさと
澄んだ滋味深さが溢れ出しくるのがたまらない。



例によってお蕎麦の香りに耽溺していたくて
蕎麦汁に一度もつけないまま完食したくなってしまう大悪党の私。
(蕎麦汁は蕎麦湯の時のお楽しみ♡)
しかしここは、蕎麦汁がとんでもなく美味しいので
一度くらいはつけて食べないと、つけて食べないと!!と、
精一杯頑張って最後にひとくちだけ汁をつけました (≧∇≦)

おいしいいいいい〜〜!!
まさに達磨系らしい、すっきりとした甘味と旨み、澄んだ出汁。
お蕎麦のとのバランスも完璧。
私、蕎麦の香りを愛するあまり、
たとえば最後の一口だけ汁につけてみたりすると
多くの場合「つけなければよかった・・・」って
思っちゃう本当に悪い奴なんですが
「ふかがわ翁」の蕎麦と汁は、
ウン!おいしい!!と納得させられてしまいました。


そして皆さんの中で私だけお蕎麦2つ食べやがりました (^^;)


「冷たい湯葉そば(生湯葉の冷やかけ)」

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先日「いよ翁」にて「はつゆき」というメニューに大感激というか
かなり破壊されてしまった(美味し過ぎてアタマがぶち壊れた)ため、
本日も飛びついたこちらのメニュー。
「いよ翁」では蕎麦の上に汲み上げ湯葉が載って
その上に蕎麦汁をかける「ぶっかけ」タイプだったのに対して
「ふかがわ翁」のは汁の多い「冷やかけ」タイプです。

まずは一口、冷たいかけ汁を飲んでみると・・・
澄み渡るーーーーーっっっ!!♡♡♡
なんですかこのおっそろしく美味しい汁は!!
すっきりと澄んで、出汁加減といい、
旨み甘みの程よさといい全てが完璧。
このままかけ汁飲んでいるだけで幸せと思えるほどの美味しさだ。

湯葉もお蕎麦ももちろん美味しい。
ただ、湯葉の載った冷たいお蕎麦メニューとしては
水分が少ない「ぶっかけ」の方が
クリーミーな湯葉とお蕎麦をより濃厚にからめて食べられるので
「冷やかけ」より好みかも。
それでもとにかくこのかけ汁が美味し過ぎて
結局全て飲み干してしまった私でした (≧∇≦)


今日は蕎麦業界の知る人ぞ知るすごい方々から
いろんなお話を聞けたのも楽しかった!




深川の街にスッと溶け込んだ粋な蕎麦屋。


帰りにあちこち散歩するのも楽しいエリアですよ〜


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あなたに会いたかった


愛しすぎてどうにかなりそうな名店にて

そばがき食べてる時と・・・



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お蕎麦食べてる時!


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食べる前からむせび泣き(笑)



















posted by aya at 10:41 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月18日

愛媛・松前「いよ翁」


何もかもが素晴らしく、何もかもが美味しかった。
心の中の美しい思い出。

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想像を遥か超える美しい佇まいにまずびっくり。

聞けば、この建築は広島にあった「達磨」を
模したデザインらしい。
達磨の職人達の強い絆をいつも眩しく見ている私は
ますます感無量である。

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暖簾をくぐって左に行くとこんな景色。
お隣の立派な松が素晴らしい借景。
伊予はいいところだなあ〜(松大好き♡)

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どこをとっても美しいデザイン。

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店内に入って感激はさらに。
なんて気持ちのいい空間!!

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窓からは青々とした田んぼと奥にはお山も。
こんな美しい場所でお蕎麦を食べられる幸せ。

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営業はお昼のみのこちら。
メニューはおつまみよりお蕎麦メニューがメインだが
お酒もしっかりあります♡

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本日私は午前中予定があり、そこから
数時間車をぶっ飛ばしてこちらに駆けつけたのだが
「お昼のお決まり」が売り切れで
残念無念、遺憾のキワミ!!
どんなに素敵か見たかったよう〜〜!!(;o;)(;o;)(;o;)!!

なかなか来られない場所だけに
近年でも珍しいほど落ち込んだが
美味しいお蕎麦を食べればコロッと立ち直れる自分を知っているので
頭を切り替えばしばし頼んじゃいます (≧∇≦)



一品料理が二つだけあって、それが
「えび天 単品」
「汲み上げ湯葉」
ってところがユニークだし素晴らしい。嬉しい!

しかも海老だけかと思いきや野菜も添えられてきて
しみじみとシビレる。

「えび天(一尾540円)」
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この天ぷらがまた素晴らしく美味しい。
さっくさくで衣が軽くて最高!!
脂っこさが全くなく油が澄んでいる感じ。
海老そのものも大きくてプリップリでめちゃくちゃ美味しい。
これで540円ってなんじゃらほい!?



そしてこの店の禁断のメニューがこちらです!!

「はつゆき」

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「冷たい蕎麦に汲み上げ湯葉を初雪のようにのせた蕎麦」。

お蕎麦そのものが美味しいお蕎麦屋さんでは特に、
「せいろ」(ここではざる蕎麦)が至高であり、一番美味しいお蕎麦であり、
そこに愛を注ぎ続けて数十年を棒に振ってきた(?笑)私である。


しかしここの「はつゆき」は完全に犯罪である。
お蕎麦そのものがこんなに美味しいのに
こんなとんでもなく美味しい種物を出されては・・・


ああああ 心が千切れる・・・

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お蕎麦の上に汲み上げ湯葉が乗ってるだけ、と思うなかれ。
まずこの汲み上げ湯葉が恐ろしく美味しい。
クリーミーで豆の味が濃厚で、天国の食べ物のように美味しい。
そこにこの絶品の、最高のせいろ。
そして蕎麦汁。
それらを合わせると、いきなり想像を超えた
爆発的混沌美味宇宙にダイブして私もびっくりしてしまった。
もうもうもう、とにかく訳がわからないほどの美味しさなのである。
いやー・・・これ全然余裕で二つ食べられる!!っていうか食べたい!!
でもこの後一番愛する「ざる蕎麦」に
澄んだ心と体でお会いしたいと思うと
そこまでの大暴れは許されない・・・
とにかく美味し過ぎて胸が苦しいレベルの美味しさ!!



「ざる蕎麦」

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世界中に自慢したい、日本の絶景。
こんなに美しい食べ物は世界中のどこにもない。


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自然光の中で出会うその美しさは、
もはや神々しいと言ってもいい。
私の心まで澄み渡り、この蕎麦を育ててくれた人、
打ってくれた人に手を合わせたくなるような美しさである。
優しい輪郭線、かすかに浮かぶホシ、おおらかに広がる姿。
なにもかもに卓越した存在感を感じてしまう。


箸先で寄せた香りは強くはなく穏やかなのだが、
とにかくその香りの質が極上!!
フレッシュで青々としたさわやかと、まろやかな上品さ、
ふっくらとした香ばしさ。
まさに私が大好きな蕎麦の香りである。
口に含むと豊かな豊かなコシ、
つるつる過ぎずにつるりと密な肌にうっとり。
しかも噛み締めるとそこから香りがまたパーンと溢れ出し、
膨らみ、

いやーーーーーー・・・

これは、美味し過ぎます!!
全然、汁がつけられません!!
お蕎麦だけで食べてこんなにこんなに宝物のように美味しいのに、
種物とか食べてる場合ではありません。
だからこそあの「はつゆき」の美味しさは禁断であり、
もう私は次回ここにきたら
「はつゆき」と「ざる蕎麦」を2枚ずつ食べたいくらいで(多分ムリ)
そうなると今日なくて泣いてた「お昼のお決まり」なんて
全然食べられないじゃん・・・

と、今から次回の心配を本気でする私(^^;)

ちなみにここの蕎麦汁はさすがは達磨系と言った感じの
すっきり澄んだとっても美味しい汁なのですが
個性としては甘みが控えめで
ちょっと燻製っぽいスモーキーさを感じました。
「はつゆき」の麻薬的美味しさの訳はこれかしら?





デザートが杏仁豆腐というのも嬉しい。
(甘いものの9割は苦手な私ですが杏仁豆腐はだーいすき)

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これだけ何もかも美味しいお店なので
杏仁豆腐も美味しんだろうなーと
食べる前から思っておりましたが
ハイ、すんばらしく美味しいです!!
濃厚で甘さが強くなくミルクの後味がいい〜♡

これも絶対また食べたいので
次回は朝ごはん抜きでそこらを
走り回ってから来ることにしました!!(本気)



お腹いっぱい、幸せいっぱいで外に出ると、
広がる田んぼ、青い空。


最後ちょっと店主とお話しする機会を得たが
素朴な人柄に日向ぼっこしているような温かい気持ちになった。
この店の素晴らしさの全てがわかったような気がした。

いい店とは、こういうものである。



posted by aya at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 四国の蕎麦>愛媛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月17日

Love Hiruzake♡


家族揃って大変お世話になっている大好きな方と、
大好きな場所でめっちゃめっちゃ楽しい時間を過ごしましたー!


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笑いっぱなししゃべりっぱなしで翌日も喉が痛い  (≧∇≦)
蕎麦屋の名店のハシゴは最高だ!!


posted by aya at 15:14 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月15日

巣鴨「菊谷」


もはや蕎麦好きの間で知らぬ者は居ない、
揺るぎなき人気有名店となった「菊谷」。

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この巣鴨の店の前に、石神井公園で小さな店を開店した当初を思うと
つい最近のようでもあり、遠い昔のようでもあり。
自分が蕎麦玉手箱を開けてしまった彩ばあさんになった気すらする。


すでにして老舗のような、小慣れた風情。

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とげぬき地蔵通りにあるだけに、
ここにも可愛らしいお地蔵様がいます〜

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「唎き蕎麦」♡
もちろんそれがお目当てですよー!


しかしここはお蕎麦だけでなく
つまみの類も何もかも美味しいので本当に悩ましい。

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(下から二番目おもしろすぎるんですけど〜 (≧∇≦))


フラッと立ち寄って好きな肴と蕎麦で一杯・・・
がだーい好きな私。
ここのおつまみは、魅力的すぎる!!

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「蕎麦前」好きの気持ちをガッチリ鷲掴みにするメニュー揃い。
あれも、これも、これも食べたい!!
(私は大して飲めないのに食の好みが呑兵衛と言われます( ̄▽ ̄) )


しかしですよ、敢えてこの店では、
予約のみのコースをお勧めしたい。
蕎麦の前にぴったりな美味しいものだけが選び抜かれたメニュー構成。
なんたってお得感がすごいんです!

コースは予約のみなので
メニュー本でも記載は小さめ。

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本日はこの3300円のコースを選択しました。
どうしても「お蕎麦がメイン」の私なので、
一番小さいコースにしておいて後ほどお蕎麦だけ増量計画 〜〜♡

コースは最後に「唎き蕎麦(小盛り2種)」がつくのだが
それをあとで「唎き蕎麦(普通盛り3種)」に
変更してもらおうという魂胆でありまっす( •̀ .̫ •́ )✧



お蕎麦についての説明はこちら。
すごいでしょう〜 (≧∇≦)♡♡♡

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とは言えここに来ると毎回嬉しすぎて
あんまり頭に入ってこないんですけど
とにかく「今日ある全部のお蕎麦を食べる!」
と心は固まっております (≧∇≦)



そしてここは天ぷらも名物。
お蕎麦屋さんでありながら
揚げたてを一品ずつ運んできてくれるんです。
(私の中では「松翁」スタイル!)
盛り合わせのバリエーションすごいですよねー!?

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その他、私のように蕎麦に異様にがっついていない、
上品な呑兵衛の皆様(笑)のために
お酒と酒肴、ちょこっとお蕎麦のお得なコースもあります。
こちらは予約なしで頼めるので気楽ですね!

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本日は私はノンアルですが、
さっすがいいの置いてます。
これおいしいですよね〜

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この小さめ低めのグラスもすっごくいい。
さすがお酒周りのセンス抜群。



そして忘れちゃいけねえ、
これが「菊谷」の名セレクション!!

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コースのスタートはこちらから。

「酒肴盛り合わせ」

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「鯖の燻製」
「糠漬け」
「チーズのかえし漬け」

全部美味しそうなのですが
私の目は一点に吸い寄せられています。

「菊谷」の「鯖の燻製」は、麻薬!!!

本日コースの前に、
「このコースの中に鯖の燻製、入っていますか〜?」
ってしっかり確認した私( ̄▽ ̄)。
入っていなければ別に頼もうと思っていたんですが
入っててよかったー♡

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もうもうもう、何度食べても身が捩れるほどおいしい。
食べるのがもったいなくて食べたくないのにどんどん減ってしまう。
皮パリで脂がのってて燻製の香りが犯罪すぎる!!
この一切れでどれだけでもお酒が飲めそうな気がしてくる。
ああこれ毎日食べたい・・・


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「糠漬け」も普通ではない美味しさ。
糠の香りと味わいが香ばしさを感じるほどの素晴らしさで
(クルミか?ってくらいの不思議な香ばしさ)
しかも塩辛くない。最高!

「チーズのかえし漬け」も、
これに似たメニューは他の蕎麦屋でも見かけるが
「菊谷」のは図抜けて美味しい。
こっくりとした甘みと、コーヒーですか?ってくらいの香ばしさ。
どうやったらこんな美味しさになるの!?

俯瞰するとこの三点盛り、
「鯖の燻製」「糠漬け」「糠漬け」。
すべて「素晴らしく香ばしい」んです。
「香ばしい」というのが味の中で一番好きな要素である私には
ストライクすぎる酒肴三点盛り!!


ハァハァ・・・
最初の三点盛りだけで熱く語り過ぎて
最後までもつか自分が心配・・・
以降、省エネを意識して続けます!(無理だな)


「会津の馬のたたき」

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これがまたただただニクイ、絶品のおいしさ。
私にとっては少し甘い味付けなのだが
ニンニクがっつりで赤身の柔らかい肉と
大変マッチしている。
こういう強烈に美味しいものをちょこっと挟んでくる
センス素晴らしすぎる!!


「香味野菜」

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お口直しの香味野菜です、と運ばれてきたこちら。
大根、山椒、しそ、きゅうりの漬物かな?
サッパリしてユニークでこれまたとてもいい。


そして名物の天ぷらは
一つ一つ揚げたてをテーブルまで運んできてくれます。

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海老、新潟のまいたけ、紅玉(自家製ドライりんご)、
茨城の紅はるかなど!

薄衣でやさしい食感だが、
脂感はしっかりある天ぷら。
海老のプリップリ加減、紅はるかのホクホクの美味しさがすごい〜
特筆すべきは天つゆで、
昆布の旨みがしっかり効いた出汁加減がすごい。


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この辺りで、〆のお蕎麦の量をどうするか、
訊きにきてくれます♡

そんなの無限に食べたいくらいなのですが
天ぷらもたくさん食べたことだし一応どういう量なのか尋ねると、
コースについてくる「唎き蕎麦」というのは
小盛りのお蕎麦二種食べ比べで、55gを2枚、110gくらいだそうです。


それを、一種にでも!
小盛りではない普通の二種にでも!三種にでも!
追加料金で変更できるわけです♡

参考までに、

並盛り一枚  120g。
唎き蕎麦二種 160g
唎き蕎麦三種 240g

だそうです。
ハイ、もーっちろん私は、
唎き蕎麦三種で、お願いいたしまーす (≧∇≦)!!


お蕎麦の前に、
大切な大切なこの方がやってまいりました・・・♡


「蕎麦掻き」

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ウワー
これはヤバイです!!
見ただけでもうわかります!!
これは絶対美味しい!!!


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はああーーー・・・
最っっ高ーーのかぐわしさ!!
フレッシュな青さ、軽やかな香ばしさ、
極上のお米のようなふくよかさ。
さすがは常陸秋そば!!と叫びたくなるような
ニクイほどバランスの良いかぐわしさだ。
口に含むと感激はさらに爆発。
すんばらしいモチふわエアリー!!
粗挽きのザラ粒感もありつつ、ふんわりもっちり。
最高の香りに包まれながらその食感に酔い、
内側からあふれるこれまたふくよか、まろやかな味わいに酔い・・・
常陸秋そばという蕎麦の素晴らしさを
最高の形で凝縮したような塊。
茨城・桜川の常陸秋そば。
おいしすぎますーー!



唎き蕎麦 一枚目
「長崎・五島の在来種、つなぎ8%、2年熟成」

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大好きな五島の蕎麦だけに期待高まる中、
お・・・? これは不思議な香り。
いわゆるたくましいかぐわしさから力強さを取り除いたような?
まるい香ばしさと甘さだけが残ったような?
あまり経験のないめずらしい香りを穏やかにまとっている。
食感がちょっとやわらかすぎて、力がない感じなのだが
これは茹で過ぎとかではなく、
おそらく熟成によるものかと思う。
「菊谷」には店主によるお宝ワインのような
「熟成蕎麦」コレクションがたくさんあるのだ。


唎き蕎麦 二枚目
「茨城・桜川 常陸秋そば、二八」
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うっひょーーーーーー!!
これはすごい!!
なんっっですかこのすんばらしい香りは!!
フレッシュで軽やかで、
香ばしさもまろやかさもある、最高の香り。
うん、まさにこれは先程の「蕎麦掻き」と
同じ蕎麦粉ということが伝わってくる。
(同じ蕎麦粉でもそばがきとお蕎麦で全く違う印象になることもある)
食感がまた素晴らしい。
二八ならではの、最高、絶妙、余裕のコシ。
味わいは濃厚ではなく割とすっきりなのだが
その質が素晴らしい。とにかく美しい、澄んだ蕎麦の味わい。
参った!!



唎き蕎麦 三枚目
「新潟・三島、信濃一号、九一」

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うわあ・・・
これも美味しそう〜
楽しみすぎるーーーー!!

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箸先で寄せた香りの香ばしさにまず感激。
深い香ばしさの上に信濃一号らしい野生の香りを軽やかにまとっていて
信濃一号として最高の香りが引き出されている!!
食感はズシっとしっかりめだが硬さは全くなく、程よいコシ。
そこからあふれる旨みが濃い!!素晴らしい!!
あああああ もうもうもう、おいしすぎます〜〜


そしてトドメがこの蕎麦湯。

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選りすぐりの最高の蕎麦粉たちが混沌と閉じ込められた、
思いっきり濃度の高い液体。
それが「菊谷」の蕎麦湯でございます!
もうお金払わないと申し訳ないくらい美味し過ぎます!!





いっやーーー
美味しい蕎麦粉って、なんでこんなに、おいしいんでしょうね〜
お蕎麦って、ほんっとーーーに、いいもんですねえ〜
(水野晴郎風)




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posted by aya at 22:10 | Comment(0) | 東京の蕎麦>豊島区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月13日

三鷹「手打ち蕎麦 太古福」


前回からずいぶん間が空いてしまったが、久しぶりに訪れてみると
相変わらず目立たない外観(笑)。

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それでも大人気なのだからここはやっぱり凄い! 

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地下に降りるとすでに6人の行列。
店内は大忙しのようで、音だけで活気が伝わってくる。


待っている間にメニューを手渡して選ばせてくれるのがありがたい。
なぜなら、ここはアレンジメニューのアイディアと
バリエーションがものすごくてですねー!
相当な蕎麦決断力の高さを誇るこの私ですら、
いろいろと惑わさられるのであります。
 

はい ダダダダーッとご紹介しますよー!

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すごいですよね〜!?

「アヒージョのつけ蕎麦」
「浅利のトマトクリームつけ蕎麦」
「冷やしタンタン蕎麦」
「味玉入り鶏タンタンつけ蕎麦」

などなど、開店当初からのメニューもあれば
ユニークな新メニューもいろいろ。
機械打ちならいざ知らず、手打ち蕎麦でここまでバリエーションを揃えるのは
すばらしい個性である。



おつまみもお酒もズラリ揃っているので
昼酒も大歓迎。

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雪が降っても槍が降っても「せいろそば」
一筋に愛を捧げてきた私ですが
せっかくここに来たら、何か種もの頼まないとね!という気になる。
(今日はこの後もう一軒行くので「せいろ+何か」
 2枚頼むというわけにいかないのです〜 (^^;) )

というわけで、本日は数ある中で私が一番
「これなんだろう?」と興味を持ったこの右上のメニューに。

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「出汁玉つけ蕎麦」! 
おもしろいですよね〜?

「出汁巻玉子風の卵と、大根おろしにからめてお召し上がりください」
ってどんななんだろう?
しかもこれならつけ蕎麦なので、まずお蕎麦をお蕎麦だけでも食べられるしねっ



「出汁玉つけ蕎麦」

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うわっほーい!
あったかいお汁の中に出汁巻卵がドボンと入ってます〜
おもしろーーい!!

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とにもかくにもまずはお蕎麦です・・・♡

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箸先で香りを寄せると・・・
ひんやりとした空気がこちらに漂ってきて、
その中にごく淡く、みずみずしい穀物の香りが感じられる。
口に含むと、思いっきりキンキンに冷たく〆られていて
素朴な輪郭線がくっきりハッキリ。
噛み締めてもやや硬め。

ははーあ、そっか!
私は種ものを頼んだことがあまりないから鈍いけれど、
これはつけ汁があたたかいからわざと硬めに仕上げてるんだな♡

このままもう少し待てばお蕎麦の香りももっと立つような気がしたが
それまで待っては、今度はつけ汁につけた時に柔らかくなりすぎるだろう。
ヨシ!今日はもうつけちゃおう!


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「出汁玉つけ蕎麦」のつけ汁は
見た目の面白さ通りのユニークな味!
正確に言うと、卵とネギとおろしなので味わいとしてはスタンダードなのだが
やはりゴロンと入った出汁巻玉子と蕎麦を混ぜる
というスタイル、食感がユニーク。
和の甘い味付けが苦手な私はちょっとだけ、これもし甘かったらどうしよう〜と思っていたが、
(東京だと玉子焼きじゃなく出汁巻玉子と書いてあっても甘いことがある〜泣)
こちらは全然甘くなく、卵の旨みとしゃきしゃきの葱が美味しかったです。



店は地下だけれどコロナのせいか特にスペースがゆったりととってあり
狭苦しさはない。

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今回私は昼時の忙しい時間に突っ込んで行ったので
かなり待つことになったのだが
厨房にいる2人のスタッフが絶えず
「いらっしゃいませ〜!」
「ただいま◯◯と◯◯、ご準備しております〜!」
「××、大盛りでお作りいたします〜!」
「お待たせいたしましたー!」
と大きな声でとても感じ良く言っていて、
その活気と頑張りが伝わり、待つ時間も短く感じられた。

ホールのスタッフもキビキビと働き者で
お客さんが帰るたび、テーブルもコロナ用の衝立も椅子も!
全てゴシゴシ手早く拭いて除菌してくれているし、
その上接客の気配りも笑顔もさわやか。



今日は隣のサラリーマンが頼んでいた「納豆ぶっかけそば」が、
てっきりぶっかけスタイルかと思っていたら
なんと納豆やトロロなど上に乗せるものは別皿で来て
そこで混ぜてからお蕎麦に乗せるスタイルと発覚したのが
個人的ショック(笑)

うーーーーん、じゃあ次回は「納豆ぶっかけそば」かなー♡
でも「冷しゃぶぶっかけ蕎麦」も迷うな〜
冷しゃぶも別盛りスタイルか気になるけど、
別盛りじゃなくてもいつもみたいにもう一枚せいろ頼めばいいしね〜


と、次回食べるものを今真剣に悩む私 (≧∇≦)(笑)(笑)







2022年04月08日

新橋「竹泉」

 
この時の経験から、
最近本陣坊系のお蕎麦屋さんを巡り直している私。

前回この「竹泉」に来たのは何十年前なのか、
公には言えないくらい(オホホ)、
時が経ってしまいました。

時を超えて訪れると、店はそのままそこにあり、
それが不思議な感覚ですらある。 


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店舗は地下にあり、外にメニューが張り出されている。
その立て看板に写真付きで選ばれたメニュー3つがまず素晴らしい。

普通こういうオフィス街でですよ、
お蕎麦屋さんがランチ時に出す立て看板といえば
「セット物」とか「かき揚げ蕎麦」とか
種物とかのボリューム系になるじゃないですか。

それがここでは!

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「ハイボール」「二種もり」「升酒」

ですよ!! (≧∇≦)

ハイ全部いきます!!と即答したくなる三選!(笑)


いいねえ〜〜っ




あまりに久々で、こんなだったっけね・・・と思いつつ階段を降りると

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渋い。

実際はもっと暗いのでもっともっと渋い。

いいねえ〜〜〜っ



階段は静かだったが店に入るとなかなかの大盛況。
近隣のオフィスワーカーらしいお一人様や、グループランチを楽しんでいる人もいる。

店内もすっきりと渋い。
無駄な飾りは一切無く、目立たないところに小さな浮世絵などが飾ってある。

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(写真は退店時)

新しい店にはない風格と味わい。
BGMなどはなく、蕎麦を楽しむ人のざわめきだけが聞こえている。

いいねえ〜〜〜っ


今日は残念ながら昼酒している人は見当たりませんが、
さっすがいいお酒揃ってますよね〜〜

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おつまみもいぶし銀のいい〜メニューばかり。

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うーーーん、こういうの、スキ!!♡



肝心のお蕎麦のメニューはこちら。

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お目当てはもちろん「二色もり」。
「ゆず切り」を含む「三色もり」もありますが
お蕎麦の香り命の私は
「せいろもり」と「田舎もり」に全ての愛を注ぎます!!



注文するとすぐにトレイが運ばれてきて、
驚くほどすぐに一枚目の「せいろ」がやってきた。

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本陣坊系ですからこのスタイル。
小さめの美しい黒いせいろに入ってきます。


本来は「田舎もり」が来るまでこちらを食べて待っているべきですが
美しきお二人をどうしても並べて拝みたく
待っちゃいました (≧∇≦)

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おおーーー  
やっぱりこういう眺め、だーーい好き!
こういう、二つの個性がはっきりしていて対比が鮮やかな二種もりの眺めって
たまらないんだなあ〜♡


まずは「せいろ」から。

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直線的なラインを流麗、大胆に描く輪郭線。
つやつやと輝く肌。 
箸先から香りを寄せると、
野生的でシャープな、少しひねたような蕎麦の香りがフーッと香る。
口に含むと見た目の通りの
くっきり直線的な輪郭線が弾けるように口中をめぐり、
ツルッツルの肌とはっきりしたエッジが印象的。
食感もかなりしっかり目で、噛み締めた味わいはすっきりしている。

特筆すべき大変素晴らしいポイントは
私がひそかに「柚子切り病」と恐れている現象が
ここでは全くなかったこと!
「ゆず切り」がメニューにあるお店は、同じ釜で茹でるせいで
どうしても普通の「せいろ」とか「田舎」にも
柚子の香りが移ってしまいがちである。(T_T)

蕎麦の香りを嗅ぎたい一心の虫のような私にとっては
さあ!全細胞の奥まで、愛しいお蕎麦様の香りを吸い込もう!!という時に
柚子の香りがフワーーンとしてくると、
「お蕎麦とワタシの間に入ろうとするとはーーー!!」
と柚子さんに激しい敵意すら抱いてしまうんです、すみません(笑)

もちろんこれは蕎麦汁をつけて正しいお蕎麦の食べ方をすれば
全然わからなかったりすることで、
私のようにお蕎麦の香りに溺れたいからといって
お蕎麦だけで完食するというお行儀の悪い奴だからこその
悩みなのであります(^^;)


「田舎もり」
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かなり黒め、かなり太め!
こちらも見るからにエッジがくっきりしている。
香りを寄せると、うおおおおお、これはすごい。
たくましいという言葉では足りない、
ツンとするくらい強烈なたくましさが 
ムッワーーーー!!と香っている。
食感はこちらもかなりツルツルで、
太打ちだけにものすごい噛み応え。
モグンモグンと噛む蕎麦だ。
その割には味わいは「せいろもり」同様すっきり系なのだが、
こちらには微かに黒い香ばしい味わいがあるのがいい。

しかもこちらも柚子、全く香りません♡♡♡
はじめ少々たくましすぎに思えた香りは不思議とだんだんおさまり、
自然なたくましさ、田舎らしい黒い風味に転じた。



蕎麦汁はかなり酸味が強く、
甘みも出汁も強くてガツンとパンチのある味わい。
ここはお蕎麦の味がすっきりなので
ちょっとお蕎麦に対して汁が強すぎるようにも感じたが、
お蕎麦がツヤツヤつるつるなこともあり
ガツンとした感じも全て含めて、東京の蕎麦らしいような気もした。

そんなふうに感じるのは、
やはり長い間この地で愛されてきて
自然と生まれた風格のせいだろう。


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最後お店は空いてきて、私と、
知的な感じのサラリーマンのオジサマと二人になった。
私と同じ「二色もり」を食べている。
私はもう蕎麦湯タイムだったので
店内はオジサマが蕎麦を啜る音だけが小さく聞こえている。



オジサマが先に会計して、その会話が聞こえてきた。


「30年この店の前通ってたけど、今日初めて来たんだ。
 美味しかった! 30年だよ〜フフ・・また、来ます」


時の流れにしみじみとした気持ちでこの店に入ってきた私だが
さらにしみじみといい気持ちで、この店を出た。



posted by aya at 12:30 | Comment(0) | 東京の蕎麦>港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする