2022年02月21日

Skied and skied all day long!


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朝から最終リフトまで頑張りましたー!

毎回同じスキーウェア なので
ずっとスキー場にいる人みたいに見えるかもしれませんが、
本日は日帰りで尾瀬岩鞍♡

お気に入りゲレンデのひとつです。

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2022年02月09日

外苑前「しろう」



外苑前駅と表参道駅の間くらい。

こーんなおしゃれエリアに、
突然ドンと現るこの景色。

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古き良き日本文化を愛する私としては
もうこれだけでシビレる!!
しかもそれが手打ち蕎麦屋さんだなんて
もう涙が出そうに素敵、素晴らしい、嬉しい!!(T_T)♡


植え込みの緑が効いてますよねえー
どこをどう突いてもカッコイイ外観。

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センス抜群。
幽霊みたいな「そば」って字がまたニクいなあ〜!



店内に入るといかにも古民家らしい階段がある。

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席は結構空いているようなのだが厨房は大忙しらしく
一人の店員さん(お店の奥さんかな?)が飛び回っている。



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私は扉の外で待つように言われ、
30分ほど待ってやっとカウンターに座ることができた。
(寒かった・・・ )

外でしっかりお勉強してきたので
もう頼むメニューは見なくても言えます! (≧∇≦)

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うふふふふーーー!!
「せいろ」と「十割せいろ」は絶対です♡
その他おつまみもいろいろ美味しそうなのでワックワク!!

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アルコールは日本酒をはじめ、ワイン、焼酎、ウイスキーなどなど。
日本酒は北から南まで揃っている。
飲んだことないものもあって気になる〜

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まずはメニューをみて一番に気になったこちら。

「出汁トマト」

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う、美しい・・・!
これはメニューそのものがいい、食べる前から大絶賛。
アイディアがよい、見せ方も巧い。
こんなの美味しいに決まってるーー!

案の定、澄み切った出汁と薄味が美味しい〜
スプーンで出汁を飲みながらみずみずしいトマトを食べる幸せ。
トマトの美味しさを最大限に美しくした感じ!!



「自家製そば豆腐」

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これまた、器と食材の色がぴったりと合わされて
完璧な調和、景色となっている。
綺麗だなあ〜
ただ味の方は、お蕎麦の味と香りがほぼしない。
実はそれはよくあることでもあり、
その代わりに胡麻とか豆乳っぽい味とかになっているものも多いのだが、
こちらはほとんど無味、無香。
冷たくてねっとり、やわらかくて、
私は普段「和の甘い味付け」が苦手なのだが
ここのそば豆腐に限っては甘辛タレと薬味の味で
美味しく食べられた。


「そばがき」

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1460円ですからなかなか高級なそばがき。
かすかに浮かぶ赤や褐色のホシに胸がときめきます〜♡


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まず出会う、素朴なかぐわしさ。
ちょっとネパールのディロ(そばがき)にも似た素朴感で、
よくあるムワァ〜とたくましいのとも違う、
すこし甘さも含んだ原始の穀物の香りのイメージ。
口に含むとねっちりねちょっとして粒感もあり
つき切れてないお餅のような食感がユニーク。
それでいてふっくらした軽さもあるのがいい。
味わいはじわっと濃くて美味しい!



「天せいろ」

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エリンギ、パプリカ、なす、かぼちゃ、さつまいも、大きな海老!
なんと言ってもこの海老が大きくてぷりっぷりで美味しい♡
衣は薄いけど結構油しっかりでボリューム感のある天ぷらだ。




これだけ美意識の高いお店なので
さぞかし美しいだろうなと期待はしていたが
やはり、その美しさは私の心を奪い去った。


「せいろ」
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あまりの美しさに寄ったり引いたりしつつ
激写せずにいられない。

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箸先から香りを寄せると、ごく淡く静かに、
シャープな野生とクリーミーなまろやかさが感じられた。
口に含むと驚くほどキンッキンに冷たくしめられていて
舌で感じるバッキバキのエッジ、輪郭線がすごい。
しかし味わいは意外にもしっかりと濃くて美味しく、
食感も時間が経つとすんなり食べやすくなった。
これ、あったかい蕎麦もいいかもな〜



「十割せいろ」
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おお〜
何度見ても痺れる景色(T_T)♡

完璧に整えられた蕎麦の美しさ、笊の美しさもさることながら
唐突な深紅の日本らしい美意識に痺れる!


大胆に散らされた大きめのホシが印象的。
こちらもかなりエッジが立っていそうですね〜

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ドキドキと香りを寄せると・・・
わあ〜 こちらは香りが濃い!
熟成の蕎麦によくあるちょっとナッティーな感じもありつつ、
あくまで澄んだ感じ。
食感はこちらもエッジぱっきり輪郭線くっきりだが
こちらの方が細いぶん、やや柔らかい。
食べ進むうちに香りも甘味もどんどん濃くなり
熟成っぽさが出てきたが嫌味のない、ほどよい感じ!
美味しい〜


店内を見回すと客層はさすがおしゃれエリア。
いつも私が慣れ親しみ染まりまくっている
おじさんのお客さんは見当たりません。
女性二人組とカップル多数!
しかもさすがみなさんオシャレな感じ。



こんなおしゃれエリアに、
こんな美しい古民家の手打ち蕎麦屋さんがあって
それがこんなふうに愛されているって素敵だなあー


大好きな人(お蕎麦)がみんなに愛されているのを目撃すると
嬉しくなってしまう私なのでありました (≧∇≦)






posted by aya at 12:10 | Comment(2) | 東京の蕎麦>渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月07日

また来ちゃった♡


カメラを向けられたら
ポーズを取らなくてはいけないと思い込んでいるところは、
2歳くらいの時から変わりません。


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posted by aya at 21:01 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月02日

某観光地、機械打ちの高級蕎麦〜


うーーーん
書こうか、書くまいか、悩みましたが書きます〜!

珍しくネガティブな文章になると思います。
でも逆の立場から見れば
「この店に行きたくなかったくせに行った高遠彩子の方が悪い、じゃあ行くな!」
って話なので、私も強く主張するつもりは全くありません。
しかもこのお店、とっても流行っているんですから、
私如きが何を言おうがどーでもいいことなんです(^^)
まあ、一蕎麦ファンの小さなつぶやきとして
お読みいただければと思います。


コロナの影響で店舗の入れ替わりが激しい観光地・浅草。
新仲見世と観音通りがぶつかる角という一等地に、
この度新しくお蕎麦屋さんができた。
開店前にここを通って知っていた私は興味津々。

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オシャレ系の店内はカウンターがメインのようで、オープンキッチンスタイル。
しかも看板を見ると、とっても気合が入ってそうな、
凄そうなお蕎麦ではないですかー!?

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「国内産最上級の玄蕎麦を100%使用した完全十割蕎麦」
「驚くほどの蕎麦の香りと至福ののどごし、本物最高の玄蕎麦」

ほお〜いいですねえ〜
でも・・・値段もめっちゃめっちゃすごいことになってますね!?
普通のもり一枚がなんと1320円!!

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エッ そして何がビックリってここ・・・
手打ちじゃないの!?
それなのにこの値段ですか???
いやー・・・いくらすごい蕎麦粉を使っていたとしても
さすがに機械でこの値段はないよね。。


手打ち蕎麦屋さん偏愛主義の私としては、
手打ち蕎麦屋さんがあれだけの苦労をして形にしている
素晴らしき手打ち蕎麦達をさしおいて
この蕎麦を食べるわけにはいかない。
私もその時の事情で(相応の値段の)機械打ちを食べることはごくたまにあるが、
いくらなんでもこの値段ではあり得ない。
だいたいこんなに高くちゃいくらなんでもお客さんは入らないだろう・・・
と思っていました。

ところが、開店してみたら。

このお店、大流行りなんです!!
私が何回か通った午後の時間はいつも、カウンターもテーブルもいっぱい。
主に観光客、カップルがメインのようだが、
せいろ一枚が1320円だというのにこの盛況ぶりはちょっとびっくり・・・

なぜそんなに人気なのか?
お店として何が上手くてこの成功があるのか?
と、だんだん私もこの店が気になってきてしまいました (^^;)

イヤ、でもダメ、いくらなんでも機械打ちでこんな高いお蕎麦あり得ない。
行ったら手打ちを1000円以下で出している、
愛する手打ち蕎麦屋さん達に申し訳が立たない。
絶対行かない!!と踏ん張ること数週間。

ついに入ってしまいました・・・ (^^;)

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入ってみると、注文はタッチパネル!
お水もセルフです。
ファミレスみたいですねぇ〜

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個人的に気になるのは、ここのいわゆる一番スタンダードなもりそばが
「玄蕎麦」という呼称であること。
イヤハヤなんとも・・・ (^^;)
「玄蕎麦」というのは皮を剥く前の蕎麦、という意味の言葉なので
玄蕎麦は食べられないのですが〜〜・・・ (^^;)



やってきたお蕎麦は、輪郭線はいかにも機械打ち押し出し麺の感じだが、
黒々つやつやとした肌。

「玄蕎麦」
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「下手な手打ちより旨い」と言われる機械打ちのお蕎麦が
数少ないとはいえ存在することは事実なので、期待は高まります。


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うん、香りは素晴らしいです!
正直言って常陸秋そばらしい個性はほぼ感じませんが
黒く渋く香ばしい皮の香りがパァーッと広がります。
しかし食感がアカン・・・
ムニョンムニョンのやわらかーい麺、
口中で感じる均一&単調でヌメッとした輪郭線はいかにも機械打ち。
手打ち蕎麦が持つ素朴な風情や食感の素晴らしさは全くなく、
目をつぶって食べても機械打ちと当てられる蕎麦。



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蕎麦汁も、ちょっとこれは・・・というもの。
「〇〇そば」とかのチェーン店な感じの
ベターッと甘い、やや化学な鰹味爆発の、
言ってみてればふりかけみたいな味だった。
(口が悪くて誠にすみませんm(_ _)m  m(_ _)m m(_ _)m)


そしてこれは、実は手打ち蕎麦屋さんでも出会うことがある
私の超苦手アイテムなのだが、
この際初めて公にしてしまおう!(ドキドキ)

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この焼杉の割り箸・・・

なんとなく雰囲気はいいので、
お洒落っぽい手打ち蕎麦屋さんでも出会うことはあります。
そのために、私はmy箸を持ち歩いています。
(今日はたまたま忘れちゃった!)

そのままで嗅いでも臭いますが、
こいつが濡れるともうクサイクサイ爆弾でしかありません!!
お蕎麦の香りは全くわからなくなっちゃいます。

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my箸忘れた時は
「プラスチックとか木のお箸ないですか?」
と一応訊いてみるのですがこちらにはありませんでした。
なので、お箸でたぐりあげたお蕎麦を口に入れる瞬間は息を止め、
お箸を口元からかなり離してから息を吸い込む、という
かーなーりエキセントリックな技を展開し、
なんとかお蕎麦の香りだけを寄せました。
店先でも店内でも、
「驚くほどの蕎麦の香り」
「本物の蕎麦の香りを最大限に」
と華々しく謳っている上でこのお箸は、ねえ・・・ (^^;)


蕎麦湯がテーブルに置いてあってセルフサービスなのは
たっぷり飲めてありがたい。

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注ぐと、アララなんだか、濃厚な蕎麦湯というより片栗溶いたみたいな濁り方? (^^;)
飲んでみると蕎麦湯らしい香りも味もなく・・・
打ち粉溶いたのかなー?というお味でありました・・・


総合的に考えると、個人的にいろいろ好みではない点もありつつ
私にとって一番大事な「蕎麦の香り」はなかなか良かったので、
(常陸秋そばの香りというよりは皮の香りの個性がほとんどだったけど)
そこは嬉しいポイントではありました。
ただ食感がムニョンムニョンでいかにも機械打ち!って感じだし、全てセルフサービスだし、
ということを考えると、お値段はせいろ一枚600円以下であって欲しい。
というのが私の結論でありました。


そして日頃お蕎麦に関してはネガティブな文章は書かないと決めている私が
なぜ今回この店についてここまで思いを溜め、ついに書いたのか、
自分でもよく考えてみました。
ただ観光地で機械打ちのお蕎麦をビックリ高価格で出して
流行っているお店があっても、それはよくあることでもあり
何も思わなかったと思うのです。
しかしこのお店の場合は
「正真正銘、本物の玄蕎麦」
「国内産最上級の玄蕎麦」
「常陸秋そば」
「完全十割蕎麦」
というような、美味しいお蕎麦を心から愛する私から見たら
もったいないくらい大切な、素晴らしい言葉を宣伝文句として使って客寄せしている、
そこに私は傷ついてしまったような気がします。
もちろんこのお店は何も嘘を言っているわけではないので一切問題はないわけですが、
例えば初めて常陸秋そばを食べる人や、十割蕎麦を食べる人がここのお蕎麦を食べて
「本物の常陸秋そばってこういう味なんだ〜」
と思ったとしたら、私は悲しくなります。


観光地の一等地に新しくお蕎麦屋さんができて、
常陸秋そばの十割が売りで、しかも流行っている!

一蕎麦ファンとしてそれはとても喜ばしいことなのですが・・・

この値段で機械打ち、この味、サービス(タッチパネル)で
流行っちゃうっていうのは・・・

うーーーーーん 喜んでいいのか。。
なのであります・・・











posted by aya at 21:54 | Comment(0) | その他の蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする