2021年09月30日

登山日記「燕岳テント泊(長野)」 2021/9



燕岳でテント泊してきました!
一日目は曇りで眺望ほぼゼロでしたが、
二日目は見事に晴れて素晴らしい景色を楽しめました〜

燕岳は人気すぎて超混雑するので長年敬遠していましたが、
登ってみて人気の訳がわかりました。
コースは4時間と短くはないですが道がとにかく歩きやすい!
(人が多いのでめちゃくちゃ踏み慣られされてる&整備が親切、完璧)
そして景色が次々変わって楽しい!

特に頂上付近のユニークな岩の景色は
地球の外に来てしまったようなすごい世界でした。
ライチョウさんにもまた出会えちゃったし(今年2度目!)、
2日目は晴れてくれたので
山頂に登って日の出を見られたのも最高でした。



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燕山荘テント場の夜


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2日目5:50am, 山頂から見た日の出。
暗いうちからヘッドランプつけて登りました。
全身ダウン着ていても寒い!


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2日目6:15, am山頂付近より槍ヶ岳を望む


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お花はもう終わりの季節ですが紅葉が素晴らしかったです


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山頂付近の人気もの、イルカ岩くん


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1日目は8時前から登り始めました。 
お花は終わりの季節ですが
赤い実はいろんな子がたくさんいて可愛かった〜♡



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ヤマハハコはまだたくさん咲いていて
楽しませてくれました



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第二ベンチにて。このコースは本当に道が歩きやすく、しかもマメに休憩ベンチがたくさんあって、初心者でもあまり苦労を感じず登れると思います。


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最後のベンチで休憩。
本当はここは目的地の燕山荘や遠く槍ヶ岳まで見える
絶景ポイントなのですが真っ白でしょぼん・・・



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燕山荘到着!真っ白け!


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山小屋ではカレーでしょ❣️
チキンインドカレー、ビーフカレー、
カツカレーがあったのでチキンインドにしました。



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真っ白で何も見えないので今山頂に登っても仕方ないし、
寒いので昼間からテントでふて寝です (≧∇≦)



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17時、山頂の方の霧が少し晴れてきたかも!!と登り始める



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山頂付近は独特の不思議な景色



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あとちょっとで山頂!
長年人に踏まれて自然にそうなったのか、歩きやすくするために作られたものかわかりませんが(おそらく前者)、岩が一歩一歩のあしあと階段みたいになってるのがびっくりでした。



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山頂に到着!やっぱり何も見えなかった!(笑)


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山頂からの景色は残念だったけれど
なんとテント場までの帰りに
今年2度目のライチョウさん遭遇!
しかも今回はいーっぱい!感激〜〜!
動画から抜き出した画像なので荒いですが
歩く姿がたまらなく可愛いんですよね〜




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翌朝は晴れてくれたので山頂からの日の出を楽しめました
全身ダウンでモッコモコ!


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山頂から戻る途中の道。テントがある燕山荘が見えます。


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朝ごはんはこれが定番。お湯を注いで15分で出来上がります。
しかし食いしん坊高遠彩子が
この慎ましきご飯だけで満足するわけはなく、
この中に色々秘密を仕込むのが楽しみ(≧∇≦)


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朝ごはんは景色を見ながら食べたくて
豪快に立ち食い (≧∇≦)



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下山時は槍ヶ岳が綺麗に見えましたー!



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アザミがギリギリまだ咲いてくれていてびっくり


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また雲が出てきて槍ヶ岳が隠れちゃうぅ〜!
指差してる先に槍がちょこっと見えています。




実は私の母は、遥か昔10代の頃に
北アルプスの有名どころをバンバン登りまくった人なので
燕岳のこともよく覚えていて今回聞いてみたら私とほぼ同じ感想!
帰ってきてから話が盛り上がりました。

街はどんどん変わっていくけれど山は時が経っても変わらないことに、
不思議な感動を覚えました。
守っていきたいものです。








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2021年09月22日

登山日記「登山靴オーダーしちゃいました」

なんとこの私が、ゴローの登山靴をオーダーしてしまいました!

ゴローは文京区にある小さな登山靴専門店。

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ものすごい情熱と技術を持ったベテランの職人達が、

受注生産でその人の足にぴったりな登山靴を作ってくれるお店。

海外からオーダーに来る人も多く、

しかも受注生産なのに全然高くない、むしろ安い!


私の足はA幅あるかないかくらいのスーパー幅狭。

その上、甲も薄くてカカトも足首まわりも細すぎる、

本当に登山には向かない(というか全てのスポーツに向かない()

ショボすぎる足なので、いつも靴探しは本当に大変でした。


ゴローは職人さんが直接採寸、相談に乗ってくれるので安心!

(それでも、ここまで幅狭だと限界はある、と言われちゃいましたが)


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7月にオーダーして完成までに3ヶ月待ち、

ついに私の一足が出来上がりました。




もっと上位モデル(値段ではなく山行のレベル)もあるのですが、

私は一番軽く履き心地も柔らかいブーティLというモデルにしました。 


とは言っても、今まで履いていた登山靴と比べたら格段に重い、硬い!!

最初に履いた時はスキーブーツ履いてるみたいに感じてビビリました。

こんなんで山登れるのかしら・・?( °o°) 


履きこなせるようになれるのかまだまだ不安もありますが、

すでに公園などで履き慣らしトレーニング開始してます。 

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ちなみに薄い色の登山靴の写真はオーダーした時のサンプル品で、

ダークブラウンのものが完成時に取りに行ったマイ登山靴です


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靴裏の赤はChristian Louboutinの証ですが、

カカトの赤はGOROの証です()


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posted by aya at 12:29 | Comment(0) | 登山日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月09日

山形・山形市「手打ちそば 庄司屋」


蕎麦どころとして知られる山形には
多くの蕎麦の名店がある。
「手打ちそば 庄司屋」は、個性様々なそれらの中でも特に歴史の長い、
上品な雰囲気の名店だ。

なんたって創業・慶応元年(1865年)。
5代にわたってこの地で手打ち蕎麦を出し続けてきたのだから
山形を代表する手打ち蕎麦屋のひとつと言えるだろう。

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看板に輝く「手打ち」の文字。
(輝いて見えるのは私だけ? (^^;) )

日常的に美味しいお蕎麦を大量に食べるという素晴らしい文化がある山形では
意外と有名店でも手打ちでないところもあるのが面白い。
(東京の有名老舗蕎麦屋なんかでもそうですが)

手打ちでも機械でも美味しければそれでいいわけだが
生まれついて手打ち蕎麦屋さんを偏愛するDNAが埋め込まれた私としては
やはり「手打ち」と書いてあると嬉しいんですよねぇ〜♪



店内には囲炉裏風テーブルもあり、
田舎っぽく民芸っぽくなりそうなところなのだが
飽くまで美しく整えられ、上品な雰囲気。

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ジャズサックスのBGM がゆったりと流れている。


打ち場が見えるのも嬉しい〜
今まさに打っているところのようです♡

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メニューを見るまでもなく、予習をしてきた私の心は決まっているのだが
もちろん一応見ます (≧∇≦)

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ここはお蕎麦の種類としては
「さらしなせいろ」と「もりそば」がありまして、
そのお店にあるお蕎麦は何がなんでも全部食べたい私としては
「相盛り板」、これに決まりです! (≧∇≦)
やっぱりせっかく山形に来たんだから
板に盛られてると嬉しいしね〜♡
「家族盛り」っていうのも名前が山形らしくていいな〜

注文を取りに来た女性スタッフの礼儀正しく落ち着いた接客も
この店の雰囲気にぴったり。
結局「相盛り板」と「にしん皿」を注文したのだが
意外にも「相盛り板」から先にやってきた!
(これも山形スタイルなのかしらん?)


「相盛り板」
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キターーーー!!
広い、大きい、美しい!!
ずっと会いたかった美しき蕎麦の大海原を見渡し
感動の大津波が止められません!(T_T)

「庄司屋」さんのお蕎麦は、いわゆる山形の蕎麦らしい極太ではなく
ご覧の通りの洗練、繊細な姿なのであります。



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なんと美しい肌、たまらぬ風情。
いつまでもこの大海原を見つめ、揺蕩って
うっとりしていたいくらい。


まずは、おそらく味が澄んでいる方と思われるこちらから・・・

「さらしなそば」
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箸先から香りを寄せると、
小麦の香りプラス、さらしならしい美しい粉の香りが濃厚に漂っている。
口に含むと意外にもくっきりハッキリ硬めの輪郭線で、
口の中で暴れるほどの食感。
最後までは全く噛み切らせない、しっかりした噛み応えだ。
しかしこのお蕎麦は変化が早く、
あっという間にやさしく食べやすい質感になった。



「もりそば」
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箸先から漂う、むわわわわわーとたくましい濃厚な香りに
まずハートを射抜かれる。
おおおおいしい〜〜〜!!(まだ食べていません)。
山形産「でわかおり」を中心に自家製粉、十一で打たれたお蕎麦。
山形のお蕎麦の香りを山形の名店で感じる、この幸せ!

口に含むとこちらもハッキリしたかための輪郭線。
しっかり噛んでもギリギリ噛み切らせないコシの強さがすごい。
そして味わいも濃厚で、噛み締めている間じゅう
ずーっと舌に押し込まれ続ける旨み、甘みが美味しすぎる!!

こちらのお蕎麦も「さらしなそば」同様変化が早く、
最初感じた硬さは割とすぐになくなり
優しく食べやすくなった。
ただ量が量だけに急いで食べないと最後はぺたぺたになってくるので注意!


お蕎麦が美味しすぎて、
例によってつゆを一度もつけないまま完食しそうになりましたが
今日こそは踏みとどまって最後はちょっとだけつけて食べました!

山形の人は蕎麦だけズルズルなんておかしな食べ方はしないと思うので
憧れの山形蕎麦国人が楽しんでいる食べ方で私も食べたかったのだ。
(イヤ山形に限らず全国どこでも普通はつゆつけると思いますが(笑))

さすが美味しい汁!
甘さはしっかりあるのだが全体の印象は非常にスッキリしていて
出汁の味わいがいい。
飽きが来ない、老若男女に愛されそうな味。


1日中通し営業で大人気のお店だけあって
蕎麦湯ももちろん濃厚。おいしい〜



お蕎麦が先でおつまみが後となりましたが
結果的にはこれで良かった気がします♡

「にしん皿」
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意外にも四等分の姿でやってきました。

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柔らかく、ほろほろ感もよく、濃厚な旨さで、
薬味たっぷりが嬉しい!



こんな名店が朝から晩まで通しで営業してくれているなんて
すごいなあ〜


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どうでもいいことですが、退店間際、
BGMのジャズがやたらスイングしだして
そこにかぶってきた蕎麦切りの音とのリズムが新しすぎて
結構感動しました (≧∇≦)



お店の裏手に干してあった
板そばの「せいろ」の美しさにも感激!

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外国の人が見たらきっとびっくりする
素晴らしき日本文化ですね♡

posted by aya at 12:25 | Comment(2) | 東北の蕎麦>山形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする