2015年10月31日

SYNALONE@渋谷クラシックス 終了〜♪


SYNALONE(シナロン)
初めてのおひるライブ@渋谷


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たくさんのご来場ありがとうございました!

今回は6人揃っての演奏だけでなく
自己紹介を兼ねてデュオの時間も設けたり
ちょっと違うアプローチも試してみたりしました。



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衣装は敢えてHalloweenにはしませんでしたが
シナ女(シナロン女子部)は
お揃いで目元にちっちゃいキラキラストーンつけてみました。
それがまたみんなとっても良く似合って
しかもみんなやや嬉しそうにつけたまんまで帰るのが
個人的にとっても可愛かったです(^^)♡
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2015年10月30日

渋谷昼シナロン


いよいよ明日となりました。
渋谷にて、シナロン初の昼公演でーす♪

SYNALONE シナロン
〜3ヴォイス×3コントラバスによる
前代未聞の摩訶不思議サウンド〜

2015年10月31日(土)
open 13:30 / start 14:00
会場:渋谷クラシックス


○ Vocal:EMiKO VOiCE、LUNA、高遠彩子
○ Bass:飯田雅春、佐藤”ハチ”恭彦、田嶋真佐雄

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2015年10月28日

宇治・平等院


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「平等院に観光に行った帰りに近所のお蕎麦屋さんに寄りました」

というのが普通だと思いますが、私は

「お蕎麦屋さんに行ったら近所に平等院があったので行きました」(* ̄∇ ̄*)


夕暮れの少し前の、美しい時間でした。


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2015年10月27日

First time to sail a yacht!


意外な姿?

風を読むって面白い〜!


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人生初のヨットでした。



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2015年10月23日

「美の壺(江戸の蕎麦)」再放送


The TV program that I appeared on will be rebroadcasted!

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以前出演したNHK「美の壺(江戸の蕎麦)」が再放送されます。
私が選んだ「蕎麦と器の美しいお蕎麦屋さん」4店を私が回ります。
うち1店はよく見ると酒気帯びでかなり真っ赤でへにゃへにゃです(* ̄∇ ̄*)

楽しかった〜♪

NHK BSプレミアム
10/23(金)19:30〜
10/27(火)11:00〜

予告編はコチラ↓
http://www4.nhk.or.jp/tsubo/

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2015年10月17日

群馬・高崎「手打ちそば 舞鶴」


地方のお蕎麦屋さんに行く時は自然の中のお店よりも
街中のお蕎麦屋さんに行く方が旅人気分になる。

自然の中だと自分がどこに居るのかも忘れるほど気持ちがいいし
来ている人もそれなりに遠くから来ている。
しかし地方の街中のお蕎麦屋さんは周りにある建物やお店の観察も興味深いし
来ている人も近所の人や常連さんが多いので、私のヨソモノ感がより際立つのだ。


高崎。
駅の近くには飲食店も多く夜などはなかなか賑わっている。
その一角に灯りをともす「手打ちそば 舞鶴」は
店主が元バーテンダーというユニークなお蕎麦屋さん。
窓のない外観はあたりのラーメン屋や韓国料理屋と比べると目立たないが
すっきりスタイリッシュな雰囲気だ。


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店内に入って、私はやや驚いた。

カウンターには若い一人客が二人。

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普段お蕎麦屋さんにおいては
年齢高めの客層に慣れているだけにこの眺めは新鮮!(^^)
大きな観葉植物などもあり、それを狙っているわけでもなさそうなのに
まるでカフェのような雰囲気だ。
スタッフも制服姿の若い男性と若い女性がフロア担当で
店内がこんなに若い人だらけのお蕎麦屋さんは久しぶり〜(^^)



店主が元バーテンダーだけに期待はしていたが
アルコールの品揃えが独特で素敵。
ガージェリーって!

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お蕎麦のメニューは月見、花巻、鴨南など粋な定番をしっかり押さえている感じ。
おつまみは天ぷら類、ポテサラ、チリコンカンなど
いろいろ楽しそう・・お・・・?あらら〜〜?

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なんでしょう、私が食べたいと思ったものだけが
ひときわ贅沢な値段設定となっております。
「鴨ロース焼き」1470円。
次に高額なものは860円なので1470円とは相当飛び抜けている。気になる。
きっと美味しんいだろうな・・と思ったらますます食べたくなってきた。
どうしよう・・・うううう・・・・・・・・・・エーイ、いってしまえー!
「鴨ロース焼き」お願いします!


「鴨ロース焼き」
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おお〜 確かにこれはゴージャズ!!
最初は静かだけれどだんだんにグツグツしてくる演出が嬉しい。


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タレの味は甘め、お肉も豪華♪
今夜は寒いのでジュージューはじける音がうれしい。
お蕎麦屋さんでは体が温まるようなおつまみが少ないのでありがたい・・・って、
だったらあったかいお蕎麦食べろー!ってハナシなんですが
そういうまともな発想は前世に忘れてきたのが私でして(* ̄∇ ̄*)
雪が降ろうが槍が降ろうがもりそば一筋!!


「二色もり」
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「もりそば」と「田舎そば」別々に一枚ずつではなく
「二色もり」というメニューがあるこの嬉しさ、ありがたさ。

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二種の色のコントラストも鮮やかで楽しい〜〜
うれしい〜〜〜


「もりそば」
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氷水で思い切りしめられた、端正な極細切り。
香りや味はごく淡く、清冽、ツルツルな舌触り。
お酒の後にツルリッと美味しそうな蕎麦!


「田舎」
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こちらもキンと思い切りしめられているせいか、香りは淡め。
しかしわざとゆっくり食べてみると、
だんだんにとてもいい甘皮の味わいと香りがしてきてうれしくなる。
食感はずっしりぬったり、粘土のようなイメージ。
かなりの太打ちだがやや平打ちなので食べやすく、あっという間に食べてしまう。


蕎麦汁は甘みもしっかりあるがバランスのよい美味しい汁。


先程の若いお客さん達はいつの間にか帰り
カウンターには常連らしい男性がくつろいでいる。

お酒に詳しい人らしくとても楽しそうだ。

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特筆すべきはこの店の閉店時間の遅さ。
夜18時開店で閉店は翌2:00(L.O.翌1:30)!

東京だってそんな時間にたぐれる手打ち蕎麦屋さんは少ないので
これは本当にありがたい存在なのではないだろうか。



私は「冷かけ」「あつもり」があるあたりに
ググッときちゃいました〜
お好きなかたは是非♪
posted by aya at 11:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>群馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月11日

ヨーガン・レールさんの思い


あの夜階段をのぼってヨーガン・レールさんの部屋に行くと
ヨーガンさんは暗く静かな部屋でランプシェードを作っていました。

だだっ広い部屋にはその材料であるカラフルなプラスチックごみが雑然と散らばっていて
不思議な雰囲気でした。

日本のファッション界で大成功をおさめ
最高級の素材を使って美しい服を長年作り続けた
ファッション・デザイナー「ヨーガン・レール」が
沖縄の海で拾い集めたごみでした。



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つい40年前は美しかった沖縄の海がごみだらけになってしまった悲しみ、
物を作る人間として自分が地球にしなければならないこと。
ヨーガンさんは静かな声で語りながらその手は片時も休めませんでした。

静かな夜、一人のアーティストが「夢中になって」ものを作っている姿に
私は目を見張りました。




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そのヨーガンさんが沖縄の海岸で亡くなって一年。
私にはその瞬間もヨーガンさんが「夢中」であったことが目に浮かぶようです。

40年日本に暮らし、これからも日本に住みたい、
この国の美しさを取り戻すために何かしたいという言葉に涙が出ます。


ヨーガンレールさんのランプシェードの展示は東京現代美術館で明日まで、です。

(ランプシェード、拾ったビーチサンダルのアート、ヨーガンさんが撮った
沖縄の海の写真などが展示されています。)


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I’ll never forget the night that he talked to me about his new art and thought making a beutiful lampshade with the plastic garbages in his quiet room. We lost a great artist, JURGEN LERL last year.
His exhibition is being held at Tokyo Modern Art Museum.

May Jurgen's soul rest in peace.



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2015年10月06日

神田「眠庵」(矢島さんの蕎麦)

 
神田「眠庵」にて、懐かしい人の蕎麦に出会う。

川越の「三たて蕎麦 やじま」の矢島さんが亡くなって2年。
店の近くの3ヘクタールの畑で蕎麦を育て、自家栽培の十割蕎麦だけを出す
「農家の蕎麦屋」だった。
本当に美味しい、大好きな名店だった。
http://ayakotakato.seesaa.net/article/258018057.html

矢島さんが亡くなり店も閉店したと聞いたときは
私の中からも何かが乱暴にもぎ取られたような思いだったが
今夜ここで、こんな風に彼に出会えるとは。

その蕎麦の実の特性、美味しさを引き出すことにおいて
天才的なセンスと技量を誇る「眠庵」店主が、
矢島さんの育てた蕎麦を最高の状態で保管し
最高に美味しい蕎麦切りにして出会わせてくれた!

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2012年秋の収穫とは思えない、フレッシュではなやかな香り。
見た目よりもふっくらつるつるとした肌を噛みしめると
深い旨みが舌の上にジワーッとひろがる。
常陸秋そばとは思えない個性だが、
矢島さんが川越の畑に持ってきて二十年以上も大切に育ててきた蕎麦だから、
もはやこれは「矢島秋そば」と言っていい、別種の美味しい蕎麦である。

矢島さんはもう居ないが、彼の蕎麦は今夜ここでこんなにも生きている。
その美味しさは新鮮に私の体に染み透り、
お客さん達は皆美味しい美味しいと喜んでいる。
彼が精魂込めて作ったものがこんなにも生きているということは
彼は亡くなったとは言えないのではないか、
彼が生きているのと同じなのではないかとすら思える。
矢島さんは今きっとここにいて、どんなに喜んで眺めていることだろう。
ちょっとぶっきらぼうだけれど
何故か私に話しかけてきて親切にいろいろ教えてくれた矢島さんの声や笑顔が目に浮かぶ。


もう一枚は「徳島」。

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いっやー、いつものことながら「眠庵」で食べる徳島は超絶に美味しい!!
在来種ならではの強い野生と旨み、たくましい香り。
それを最高の形で引き出し
「徳島のお蕎麦ってこんなに美味しいんだ!大好き〜〜〜!」
と感動させてくれる。
限界までやさしいのに凛とそこにあるコシを噛みしめると、
ああああ もう美味しすぎてとける・・
こんなにとけたら私がお蕎麦になっちゃうかも・・・・


それぞれの蕎麦の特性を鮮やかに魅せ尽くしてくれる魔術師「眠庵」にて。


「亡き人が育てた蕎麦を手繰りおり」
「鼻腔から脳射抜かれて蕎麦の香」
「蕎麦の香に五臓六腑がむせび泣く」
「全身にキラキラまとう蕎麦オーラ」



2015年2月の「眠庵」フランスの蕎麦とたまき庵
2013年3月の「眠庵」(八種もりの会)
2013年1月の「眠庵」(初蕎麦)
2012年12月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年11月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年9月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年7月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年5月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年3月の「眠庵」(八種もりの会)
2012年2月の「眠庵」(八種もりの会)
2011年12月の「眠庵」(八種もりの会)
2011年12月の「眠庵」
2011年12月の「眠庵」(豆のスープ)
2011年11月の「眠庵」(八種もりの会)
2011年9月の「眠庵」(八種もりの会)
2011年7月の「眠庵」(六種もりの会)
2011年5月の「眠庵」手挽き蕎麦
2011年3月の「眠庵」
2011年2月の「眠庵」(八種もりの会)
2010年11月の「眠庵」(八種もりの会)
2010年9月の「眠庵」(八種もりの会)
2010年7月の「眠庵」(八種もりの会)
2010年4月の「眠庵」(八種もりの会)







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2015年10月05日

神奈川・下飯田「坊ノ上 なむいち」


こんなにも不便な場所にある超大人気店!

どの駅からも遠いのどかな住宅街。
付近には畑もひろがり
空が広い〜

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最寄り駅は強いて言えば横浜市営地下鉄「下飯田」駅。
もしくは小田急線「湘南台」駅。
しかし歩くとかーなーり大変な事になる。
(一度真夏に迷子になってに倒れそうになりました(^^;;))

お客さんのほとんどは車での来店につき駐車場はバッチリ完備。

「ただいまお召し上がりいただけます」の看板が
日頃の人気ぶり、行列ぶりをうかがわせる。

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外で待つ人のためだろう、玄関前には看板いろいろ。

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店に入ると、いかにも近所の奥さん達と言った感じの女性スタッフ達が
ハキハキと迎えてくれる。


贅沢な山小屋のような気持ちのよい店内。

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今日は空いてそうな時間を狙って来たのだが、
ほんとに空いててラッキー!



蕎麦屋においてそのメニューがどんな構成なのか把握するのは早いはずの私だが
ここはちょっとユニークである。

まずこちらは普通にわかりやすいですね。

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「もりそば」のお代わり、「もりそば替え」は
産地の違うお蕎麦を出してくれるというのが嬉しい〜♪




ん?これはどうなってるのかな?

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要はお蕎麦を頼む時、プラス216円で
「さけのせごはん 一口天ぷら付き」
とかがつけられちゃうんです!
お蕎麦の価格設定はかなり高めだが
それ以外のオプションで賑やかに楽しませてくれるのが人気の秘密かもしれない。



レジ前には見本もあり、これが大変わかりやすい。
楽しい誘惑!

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「本日のおつまみ 216円」って、嬉しすぎませんか〜?

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というわけで

「本日のおつまみ」
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家庭的でおいしいおつまみ。
なんてしあわせな216円♪



「単品天ぷら」
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天ぷらもバリッバリでおいしい〜


そしていよいよお蕎麦。

「当店のそばは産地より直接仕入れています」
「北海道、岩手、新潟、長野、福井のそばを仕入れております」
「平日40〜50食、土日祝60〜70食のため、なくなり次第閉店とさせていただきます」

あ〜うれしいなあ、今日は久々に来られてよかったなあ〜
本日は長野と、今シーズン初めて仕入れたという茨城の蕎麦。


一枚目「もりそば(十割)」(長野 小諸)
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さわやかに漂う野生の香り。
青い強い野生の香りだが香り方がやさしいので全体の印象はすっきりさわやか。
何よりこの食感には参る。
端正な細切りながらふんわりふっくら、どこまでもやさしく
しかし凛としたものも感じさせるコシ。
十割蕎麦として完璧すぎるこの食感!
味わいはすっきりと美しく澄んだ印象で、
はあああ〜〜〜〜・・・なんでしょうこの美味しさは・・
今までもいつも美味しかったけれど感激としては今日が一番美味しい!!


二枚目「もりそば(十割)」(茨城・常陸秋そば)
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二枚目は茨城の常陸秋そば。
どんなかなあ、ワクワク〜♪

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お・・・?
箸先で漂う香りは不思議と先ほどの長野に似ている。
やや強い野生を感じつつもさわやかな香り。
しかし口に含んでみると味わいはこちらの方が濃厚で、
舌の上に広がるしっかりとした旨みがたまらない。
食感がまた素晴らしく、先ほどの長野より少しコシ強め。
素朴となめらかさを併せ持った肌を噛み締めると
しっかりにゅっとしたつながりが感じられ、
あああ〜〜〜素晴らしいぃいぃ〜〜〜〜〜
さっきの食感が完璧と思ったけれど
こちらを食べるとこちらも完璧!と思ってしまうくらい素晴らしいぃいぃ〜〜〜
香りも味わいもあまり常陸秋そばらしくはないのだが、
はじめから最後まで私を盲目夢中にさせる魅力に満ちている。



ここではいつも「もりそば」2枚に夢中で頼めないのだが
蕎麦が蕎麦湯とともに丼に盛られた「湯だめそば」っていうのが
本当はすごーーーく食べたいんですよね・・・
次回、次回、と思いつつ頼めていない憧れの君・・♡


甘いものが好きな方には本日のデザート」というのもある。
今日は「水ようかん」と「豆乳ゼリー」、どちらも自家製。
それもなんと108円で、
最後まで安くて楽しいオプションで楽しませてくれるところがさすがである。


しかし私にとってはこの店の最大の魅力はやっぱりそのお蕎麦。
そしてここで過ごせる時間のゆったり感は誰にとっても魅力だろう。
木造りの空間、どっしりとしたテーブル。
まわりには何も無いけれど本当の田舎ではないこの場所で
素敵な田舎に行ったような気持ちになれるというのは
素晴らしいリフレッシュになる。


土日は混むので、平日開店一番か遅めの時間を狙って是非どうぞ♪

私より先に「湯だめそば」食べてどうだったか教えてくださ〜い(^o^)


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posted by aya at 11:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

奈良・近鉄奈良「玄」



夏の名残の夕暮れ時、またこの路地にやってきた。


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大通りにはまだ空の最後の明るみが残っていたが、
路地の奥までそれは届かずもうひっそりと闇が深まっている。

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全国にその名を轟かせる超有名店。
あの芸能人もあの有名人も常連だとか
夜は一日二組限定なので何ヶ月先まで予約が全く取れないとか
そんな派手な噂を他所に、店はひっそりと夕暮れの音を聞いている。


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作務衣姿の店主ににこやかに迎えられ
庭の見える間に通される。


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虫の声。

コチ、コチと時を刻む柱時計の音。

硝子戸の向こうで、奈良の空が暮れていく。

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昼間は何度か来ているが夜は初めて。
昼とは違う表情に早くも心を奪われてしまった。
日本の古い家にだけやってくる夜の色。


いつ何時も笑顔を絶やさない店主が部屋に入ってきて
丁寧に挨拶をし、今日のメニューを紹介してくれる。
夜は「蕎麦遊膳」と名付けられたコース1本。

メニューは毎日変わるので和紙に手書きされたものを見ながら料理の説明を聞き、
それに合わせたお酒を話し合いながらあらかじめ決めてしまうという
ちょっとユニークな趣向である。

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お酒が自慢のこの店だけにとにかくお酒の説明がひとつひとつ長々と詳細に及ぶ。
事前に全て料理の説明を聞き、そこにお酒の説明が加わるので大変に長いと言えば長いのだが
お酒好きの人にはたまらなくワクワクする、序曲のような時間だろう。
実際この店にくるとあまりにもお酒が美味しくて楽しくてつい飲みすぎてしまい
支払いがはねあがってしまうとはよく聞く話だ。
長い説明ももっと営業めいたものだったりしたら話は別だが
驚くほど謙虚で誠実な店主の人柄とお酒への深い愛情が伝わってくる説明だけに
私も楽しく興味深く耳を傾ける。

お酒の説明書きの中に「春鹿」が二つあるのが目立つ。
これは「春鹿」を作っている酒造会社「今西清兵衛商店」が
ここのすぐ裏手にあるばかりでなく
「玄」と深い繋がりがあることによるもの。
この「玄」の建物はもともとは今西家の別邸だったのだ。
二つのうち一つ目は大吟醸で、これは食前酒としてお勧めというので
まさに「地酒」だし喜んでそれにする。
(さっき奈良公園で鹿と遊んできたしね(^o^)♪)

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香水瓶のような酒器の演出が素敵!
華やかな香りと豊かな味わいながら
後味は意外なほど澄んでいるのが食前酒として素晴らしい。
あーこれからの時間が楽しみだなあー


最初のお料理は店の奥さんが運んできてくれた。
店主の奥さんであるから年齢としてはミドルエイジなのであるが
きっちりと美しく着物を着こなす姿は千代紙人形のように可憐だ。
先程は手が離せませんでおいでになった時ご挨拶できずに申し訳ありません、
と言いながら完璧な作法で給仕してくれる。
店主にしてもこの奥さんにしても
この謙虚さ、丁寧さには目を見張らされる。


「蕎麦豆腐」
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鮮やかな赤い舞台の真ん中に
フレンチのように美しく飾られた蕎麦豆腐。
綺麗!おいしそう〜〜
蕎麦豆腐もところ変われば、である。

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更科粉100%の蕎麦粉で作られた蕎麦豆腐。
奥さんが説明で
「更科粉100%ですから、蕎麦としての風味はほとんどしないかと思います・・」
と言った通り、蕎麦の味は確かにしない。
ぷるっとした食感で、まわりのオクラのすり流しもまた薄味で仕立てられ
繊細な味わいが大変においしい。
そこに醤油豆と雲丹が嬉しいアクセント。




「蕎麦がき」
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ああああ

久しぶりにあなたに会えた・・・・
大好きな「玄」のそばがき!!

この美味しそうさはどうしようもない。
目も心も完全に、100%その塊に奪われてしまい
見つめれば見つめるほど魅力が巨大すぎて地球くらいにも感じられてくる。
もう絶対にぜったいに美味しい!!
あああああ うれしいよう〜〜〜

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蕎麦の実そのままのような青い肌に浮かぶ無数の粗挽き粒。
もっちりふっくら、やわらかそうな佇まい。
最高の素材とセンスと技術がこめられたこの小さな塊に見入り、魅せられ、
私はもう何かも忘れて吸い込まれていくような気持ちだ。

もうこのまま食べずともただ眺めていたい・・
と思ったそばから口に入れてしまうと、

うわあーーーーー
なんっっってフレッシュで素晴らしい香り!!

ざらざらの粗挽きでもっちりべたっとしてるが
食感はふっくらとふんだんに空気を含み、繊細にエアリー。
こんなに粗挽きなのにこんなに繊細にエアリー。感動・・・!!
しかもその肌の全てからたまらなく美味しいグルタミン酸系の旨み成分が
ぎゅーぎゅーと押し出されてきて縦横無尽に口の中いっぱいに広がり続ける。
言葉にならない言葉を叫び畳に倒れ込みたいほどの美味しさ!!(営業妨害)

広島の海塩というのが添えられてきたが全くつけられず・・
蕎麦粉は群馬とその他のブレンドらしい。


「玄」には店主と奥さんの他に若い女性スタッフ達も居るのだが
皆着物風の作務衣のようなものをきっちりと着て
奥さん同様完璧な作法で料理を運んできてくれる。
その若さでよくそこまで自分の気配を消すというくらい控えめで
浮かれて緩みまくっている自分が恥ずかしくなるほどだ。

お料理が運ばれてくるとすぐに続いて店主が入ってきて
ニコニコと目を細めながら料理の説明をしてくれる。



「蕎麦スープ」
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料亭のように蓋付きのこんもりかわいらしいお椀でやってきた蕎麦スープ。
私は日本の赤い塗りの器が大好き。
蓋の中の見えない世界にワクワクするのも
蓋を開けてひろがる香りを楽しむという趣向も大好き。

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なんとこれは「塩で食べる蕎麦スープ」。
塩分が限界まで抑えられていて自分で塩を加えながら食べるようになっている。
鰹と昆布とは思えないほど上品で美しい出汁が素晴らしく
そのなかに輪郭がないほどとろとろになった梅のしらたまがひそめられている。
おいっしーーー!


「真澄」
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ぱっと美しくひろがってスッと切れるこの清澄さ。
私好みのおいしいお酒。


コースはまだまだ中盤だが、ここで早々にお蕎麦に会えてしまうところが
「玄」の「蕎麦遊膳」のユニークなところ。

一枚目のお蕎麦は水で食べるよう、蕎麦猪口には水だけが入っている。
添えられているのは梅干のたたいたもの。

「水蕎麦」
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わあー懐かしや!!
久々の「玄」の蕎麦、超極細切りのこの景色。
あまりにも極細のため蕎麦の束と言うより全てがくっついて
一枚の板のようにも見える独特の景色だ。

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ふーっと漂う、落ち着いたかぐわしさ。
フレッシュとかさわやかとかいう香りでなく
ストイックで静謐なイメージの香り。
水を含んだ糸のような超極細につき
口中でシュクシュク束がつぶれる感じがいかにも個性的。
あまりに極細の糸の束なので柔らかい蕎麦のような印象を受けるが
見つめると蕎麦そのものは硬くも柔らかくもなく
かみしめて広がる濃厚な味わいがおいしい〜〜〜
香りはストイックで一歩控えているのに
旨みはぎゅーと舌に押し込まれてくるような濃厚さ。
そして注意すべきはここのお蕎麦は大変繊細で、大変足が早い。
店主が丁寧に控えめに、しかしニコニコと
「お早めに、お願いいたします・・・よろしくお願い致します・・」
と言って下がっていっただけのことはある。
本日のお蕎麦は群馬と茨城のブレンドとのこと。

店主が「よろしくお願い致します・・・」と言ったと書いたが
店主はすべての料理の前にその料理の説明をし
始終笑顔を絶やさぬまま最後にその言葉を添えるのである。
こんな美味しいものを作っておいて「よろしくお願い致します・・」って
どれだけ腰が低いのでしょー!?
時々仏さまとかお地蔵さまとかの可愛いイラストが脳裏をちらついてしまった・・・

しかしそんな店主のせっかくの謙虚な挨拶を聞きながら
この人全然言う事聞きません。
だってどうしてもお蕎麦にお水なんかつけたくないんだもん・・・
私のお蕎麦の間に割って入ろうとするものは汁でも水でも、空気でも許さーん!
お蕎麦さんとはできるだけくっついてそのまんまを愛でたいのです♡
というわけで例によってお蕎麦はお蕎麦だけでムハムハ食べてしまい
お水は犬のようにごくごく、梅のたたきはおつまみとしていただきました。
梅のたたきは店主が「あの・・私は塩辛いのが苦手なもので、少し甘く仕立ててございます・・」
とはにかんだように言った通り、甘くやわらかい梅干をたたいたもの。




「田舎蕎麦」
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来たー・・・
この思いっっきり黒い、おもいっっっきり細い、
「玄」の「田舎蕎麦」!!

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これまた、水分をたっぷり含んだ糸のような極細。
外皮の黒い風味はこうばしいを通り越して焦げのような渋いたくましさ。
(焦げ風味大好きな私にはたまらない♡)
その渋いたくましさが透き通った水の向こうにある感じが玄らしく上品だ。
これだけ黒くこうばしいのにどこにも強さがない。みずみずしく淡い。
超粗挽きゆえ一本一本がザラザラつぶつぶ、
超極細の粗挽きというのは本当に珍しい食感だ。
店主は「色が出ないので手挽きで三度挽きしました」と言っていたが
このものすごい黒さはちょっとイタリアのピッツォッケリを思い出してしまうほど。
http://ayakotakato.seesaa.net/article/382463559.html
風味もちょっと似ている。おいしい〜〜(≧∇≦)♡


蕎麦も個性的だが汁も相当個性的な「玄」。
たくましいまでの甘さを持った濃厚な汁だ。

「田舎蕎麦」に添えられてきた塩は藻塩。
これは使うタイミングが無かったのだが蕎麦湯の時に不思議なことが起こった。


「蕎麦湯」
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「玄」の蕎麦湯は濃厚とろりだが蕎麦の風味は少ない、
言うなれば更科粉を溶いたような蕎麦湯。
そこに藻塩を入れると美味しいですよと店主が勧めてくれたので入れてみると・・
わー!なんだかいきなり出汁の入ったおいしいスープみたいになっちゃった!びっくり。
更に、そこに梅を溶いても美味しいというので
(この梅は甘いので甘いもの苦手の私はやや抵抗があったが)
入れてみると、あんらま!!これもめちゃくちゃ合う!!
ふしぎフシギ美味しい〜〜♪ 


蕎麦が出てくるとどうしてもシメのように感じてしまうが
コースはまだまだ続く。


「蕎麦の実入りれんこん餅のだだちゃ豆あんかけ」
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美しき日本の景色。
お盆も蓋付きの器も朱塗りも世界中に自慢したい機能美だ。
蓋を開けた時の喜びと言ったら!

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鮮やかな緑が美しいただちゃ豆あんかけ。これが最高の美味しさ!
ひねりのない自然の旨み爆発のソース・・・フレンチのシェフに食べさせたい。
またそこにひそめられたカニの足の部分が反則技的に美味しい。
なんというニクい組み合わせ、ニクすぎる、おいしすぎる。
れんこん餅は蕎麦の実入りなのでやわらかなつぶつぶ感があり
またそれがこともあろうにこんがり香ばしく焦がしてある!!
蕎麦を焦がした香ばしさは私にとってマタタビどころではない大好物。
ウワ〜〜〜ン もう美味しすぎて困るんですけど〜〜〜!


「地どりの粗挽き蕎麦粉焼き」
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だからー・・・
蕎麦粉を焼き焦がしたらマタタビで私がおかしくなっちゃうんですってば!(* ̄∇ ̄*)
奈良の地鶏に粗挽きの蕎麦粉がまぶしてあるので
表面がざらざらというかさらさら?していて焦げた香ばしさがたまらない。
かなり醤油辛い濃い味つけで、お酒のおつまみとしての料理になっている。
またこの椎茸が異様に美味しかった。干し椎茸だったのかな?



「蕎麦米入りみょうがご飯」
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蕎麦ではなくご飯でシメるのがユニークな「玄」の「蕎麦遊膳」。
ご飯は季節によってぐるぐる変わるらしい。
今日は私の大好物、みょうが!
お揚げさんがひそめらているのが嬉しいアクセントでおいしかった〜



デザートは果物と「玄」名物の「蕎麦団子」。

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蕎麦団子も更科粉で作られているため蕎麦の風味はなく
とぅるんとした食感が上品なお団子だ。




コチ、コチと時を刻む柱時計の音。

世の中の時間も時代も遠い世界のことのように
「玄」には「玄」だけの時間が流れている。
最初から最後まで、何から何まで、誠実さに満ちた細やかな心配り。

「どこからおいでになったのですか?」
との質問に東京ですと答えると、
東京には美味しいお蕎麦屋さんがいっぱいあるのに
こんな処にまで足を運んでいただいて申し訳ないと言う店主。

芸能人御用達、予約の取れない高級蕎麦コースの店。
時にそんなイメージを持たれてしまう店の店主と思えない、
むしろ正反対のその心のあり方に私は改めて目を見張った。
確かに蕎麦を出す店としては大変に贅沢な趣向、価格だが
それはこの店のユニークな個性であり、
価格云々よりとにかく「心」がこもっていることに私は感じ入った。


こんな謙虚な姿勢で、来る日も来る日もここでお客さんを迎えているのかと思ったら
私はむしろ心配になってきた。
名店ほど混みすぎてしまい、例えばのどかな場所でゆったりした時間をプロデュースするつもりが
のどかな場所で大行列の店になってしまったりする。
「玄」は予約制で人数を限定しているので目に見える大行列はないにせよ、
常にずっと先までいっぱいの予約を抱えていたら
ほっとひと息つくこともできないし風邪もひけないだろう。


そんな私のおせっかいな心配を打ち消すかのように
店主は最後まで笑顔を絶やさず、奥さんとともに丁寧に見送ってくれた。




すっかり更けた奈良の夜。

月が薄雲の中に、やわらかな動物のように隠れていた。







posted by aya at 09:35 | Comment(5) | TrackBack(0) | 関西の蕎麦>奈良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月01日

10月のライブ出演のお知らせ


2015年10月3日(土)
Giulietta Machineのライブに出演します。

OPEN 18:30 START 19:00
会場:ライブハウス・バーバラ(代々木)
http://www.yoyogi-barbara.jp
東京都渋谷区代々木1-42-4 代々木P1ビルB1
ADV/DOOR 2300/2500
出演:チキリカ、Giulietta Machine


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2015年10月31日(土)
シナロン初の昼公演です!

SYNALONE シナロン
〜3ヴォイス×3コントラバスによる
前代未聞の摩訶不思議アンサンブル〜

open 13:30 / start 14:00
会場:渋谷クラシックス
http://k-classics.net
○ Vocal:EMiKO VOiCE、LUNA、高遠彩子
○ Bass:飯田雅春、佐藤”ハチ”恭彦、田嶋真佐雄

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