- Guess who?
- 広尾「傅心」
- 「夏休みの工作」
- 「箸先に絡まる蕎麦と恋心」
- 渋谷「知花」
- 「増殖する俳句歳時記」
- Giulietta Machine “Quiet Lounge 2014
- Don't want to forget every beautiful moment on my great trip
- 海外で出逢った日本(スシ→スムーシ?)
- 神奈川・大船「侘助」
- 海外で出逢った日本(ハンブルクのレストランにて)
- Love shopping in the foreign countries!
- Mr. Snake Man was here!!
- 「ぺろんっていうのが気になる」(デンマーク語)
- 海外で出逢った日本(ドイツにて)
- Irmaのカゴ
2014年08月26日
広尾「傅心」
広尾の駅上と言っていい好立地。
外苑西通り沿いにあるとは言え、そのさりげない外観は知っている人でないと
なかなか気づかないかもしれない。
店は階段を上がった二階にある。
段差を作ることで小さなホールのような華々しい奥行きを感じさせる店内。
ここの料理は味も美味しいがその姿の美しさが素晴らしい。
相当の美意識の高さを感じさせるものばかりが次々出てくる。
この野菜と器の色彩。
「夏野菜のジュレかけ」
この稚鮎の美しさ!!
「稚鮎の天ぷら」
日本料理の世界では稚鮎の天ぷらは「泳いでいるように」盛り付けるのが理想らしいが
この稚鮎はまさに、躍動感さえ感じさせる日本画のような眺め。
「酢の物盛り合わせ」
お値段も大変にゴージャスだが内容もゴージャズ。
こんな豪華な酢の物盛り合わせ、初めて見た!
酢の物好きにはなんと幸せな贅沢だろう・・
そして「傅心」の美意識でそばがきを作ると
こんなものすごいことになっちゃいます。
「蕎麦がき」
ええええええ
ナンデスカ
このもんのすごい荒挽きっぷりは!!
(>_<)
こっ
この、蕎麦畑がそのまんま丸められたような強烈なルックスもすごいのですがっっ
それ以上に、この超絶たまらないフレッシュなかぐわしさは何なんですか!!
吹き抜ける青いような美しさと、打ち抜かれるような濃厚な香ばしさ。
欲しいものが全部ここにある感じの最高の香ばしさ!!
口に含むと見た目の通り、ザラザラ大粒の粗びき粒が
ドロドロザラザラ〜〜と口中にとろける。
ふっくらさ、エアリーさはあまりなくドロドロザラザラつぶつぶ〜〜
そしてグルタミン酸を感じるほどの穀物の強烈な旨みがたまらなく美味しい。
ああああああ 素晴らしい
そしてこれだけの超粗挽きのそばがきを普通に「蕎麦がき」と名乗っちゃうお店が
「粗挽そば」を打つとこういう事になります。
さあ皆さん一緒にびっくりしましょう!!
じゃーん
「粗挽蕎麦」
モノスゴイ、の一言・・・・!!
それはもはや、蕎麦というより芽吹き始めたユキヤナギの枝の如くの姿。
ポコポコした舌触りの肌を噛みしめると
トウモロコシから甘さを除いたようなスッキリした深い香ばしさが生まれ、
味わいはほんのりと滋味深い。
つながりは全体に短めだがこれだけのインパクトであるから、
蕎麦というより極上の「つまみ」のようだ。
自家製粉、福井大野の蕎麦。
面白いことやっちゃうお店だなあー
「せいろ蕎麦」
同じ福井・大野の蕎麦だというのに
打って変わってこちらは端正な輪郭線、美しい緑!
穏やかな蕎麦の香りを淡くまとう密な肌。
しとっ ピタピタとした肌を噛みしめるとやわらかで自在なコシが迎えてくれ、
こういうのを「上手い蕎麦」というのだろうなあ、と思う。
そしてそんな上手い打ち手があんな強烈な粗挽きを出しちゃうところが
面白いなあー、と思う。
同じ打ち方で産地だけ違うお店も楽しいが
2種の蕎麦のコントラストが鮮やかなお店もこんなふうに楽しい。
手打ち蕎麦なら何だって楽しいんでしょ、と言われそうだが
その通りでーす(^o^)
2014年08月21日
「夏休みの工作」
2014年08月20日
「箸先に絡まる蕎麦と恋心」
2014年08月13日
渋谷「知花」
しつこく、3度目の「知花」。
立て続けに行ったので立て続けに書くことに挑戦(^^)
1回目と2回目のコース料理が全くかぶらなかったのは驚愕だったが
3回目の今夜はどうなるかワクワク〜♪
「トマトの中に鯵たたき」
えーっ この中に鯵さんが!?
中はどうなっているのかな・・
宝物のように、中から鯵がぽろ〜り。
おいしい!爽やかで素敵な一品。
「自家製豆腐とじゃこ」
前回食べたぎっしり豆腐とはまったく違うとろんとろん豆腐。
とろんとろんだけど豆の味はぎゅーっと濃くて美味しい。
「これは親戚で〜す」
と相変わらず明るい徳ちゃんが持ってきてくれた
さっきの「じゃこ豆腐」と同じ小さなガラスの器にはいったもの。
「めかぶ、自然薯、蒸し鮑、うに」
まず蒸し鮑の美味しさに感激。
そしてその下のとろとろは更に・・
なんでしょう、この奥深い和の迷宮は〜
くーーっ おいしい〜
そして、本日はなんとこれが出ました!!
「スッポン」
希少部位のエンペラ付。
プルプルのコラーゲンの塊が美味しい〜〜!
がっつり料理だけに徳ちゃんにしてはしっかり味で、
柚子、牛蒡の香りが豊かにきかせてある。
「だし巻き」
これまたギャフンの美味しさ。
だし巻き自体は極薄味で、汁がしっかり、でもすっきり。
食感は粗挽き系?でそこから出汁がじゅわー!
もうーーいちいちすごい人だ!!
卵は四万十の「しゅりの里」で放し飼いされ
化学薬品や抗生剤を使わない餌で育った鶏のものを使用。
ちなみに「知花」では野菜も無農薬・無堆肥の自然栽培の物を使っている。
美味しさへの完璧な準備、配慮。
「知花」の美味しさには徳ちゃんの腕だけではなく、
さまざまな理由があったのだ。
「活け物の帆立、きびなご、しょっこ、サワラ、タイ」
「自家製サラミ、鯖のリエット、卵黄の塩漬け、自家製マヨネーズ」
自家製サラミにはなんと山椒をきかせてある!大変おいしい。
リエットは塩辛いのでお酒のお供にぴったりそう。
ここまでで既に大満足、お腹もかなり満ちているのだが
徳ちゃんの腕はまだまだ鳴りまくっておりまして・・
こんなものまで出てきてしまうとは!
「小さな鰻丼」
きゃ〜〜〜〜
あまりの美味しさにびっくり大感激!!
実は私、蕎麦のことばかりうわ言のように言ってますが鰻もかなり好きでして。
しかもひつまぶしに出会ってからは
すっかりあの関西風バリッバリハードな鰻の虜になっちゃったんですね。
関西に住んでなくて良かった、と思うくらいに・・・
(私のお腹は蕎麦で忙しいので)
この徳ちゃんの鰻は、「焼くだけだとかたすぎる」ということで
焼いてちょっと蒸してまた焼いて・・の手法で焼かれたそうなのだが
なんなのでしょう、このすんばらしい食感は!
名古屋の一番好きなあのお店より美味しいかも(>_<)♡
皮が分厚くそれがうまい焼き具合でバリッとしてるのがすごい!
「青柳の炒め、高菜とレンコンの炒め、みょうが」
青柳の炒めはとくちゃんにはめずらしくしっかり甘い味付け。
高菜とレンコンの炒めはそのものにお酒がガツンと効いたお酒のつまみ、おいしい〜
岩牡蠣の鯖のチーズ焼き
そして、蕎麦。
なんと今日は2種類出してくれました!
太打ち(福井、八ヶ岳のブレンド)
熟成の細打ち
太打ちの青さ、吹き抜けるようなフレッシュかぐわしさに感激!
噛みしめると滋味深く渋い穀物の旨みがあふれだし、
あああ〜おいしい・・・・しあわせにモグモグ。
熟成はさすがに赤く、かなりの熟成の香り。色の対比もすごいものだ。
デザートは
「豆乳のブラマンジェ キウイソース」
なんと、つい3週間前の前回と同じだったのは
これだけ多品目のコースの中でデザートだけ。
一人でやっているお店としては驚愕の引き出しの数である。
今日はかねがね並べて見たいと思っていた徳ちゃんの蕎麦猪口コレクション
(言っていいのかわかりませんがものすごいコレクションです)
も見せてもらっちゃったし、濃厚な夜だったなあ・・・
今回の滞在時間はなんと5時間半。
渋谷の奥には長くて、深くて、美味しい別世界が潜んでいる。
2014年8月の「知花」
2014年7月の「知花」
2014年08月11日
「増殖する俳句歳時記」
俳句をはじめて8年経ったことに自分がいちばん驚いている。
実際ははじめたなんて言えるほどのことは何もしていないのだが
参加させていただいてる句会「かいぶつ句会」のメンバーの
あまりの感性豊かさ、その方々自身の魅力が素晴らしいので
自分の俳句の勉強は疎かだったにせよ
私にとってかけがえのない、楽しく豊かな8年間だった。
個性的なメンバーの俳句は御本人そのままに個性的な魅力に溢れているのだが、
中でも私は詩人の八木忠栄(ブセオ)さんの俳句が大好きで
毎回ギャフンギャフン大喜びしている。
そして今回、現代詩手帖の元編集長でもあるその忠栄さんが
「増殖する俳句歳時記」で私の俳句を紹介してくださった。
八年前には考えられない光栄の極み!
この場を借りて、いつも作品提出が全メンバーの中でおそらくビリで
担当の方に大変ご迷惑をおかけしていることを懺悔し (>人<;)
これからも少しもうまくなったとは思えなくても
十七文字の中に何かを閉じ込めていこうと思う。
「増殖する俳句歳時記」
2014年08月09日
Giulietta Machine “Quiet Lounge 2014
長い間旅の記録ばかり書いていましたが
切り替えまして、ライブのお知らせです!
私自身がどれだけこのGiulietta Machineの音楽が大好きか
ここで語るのはおかしいかもしれませんが
とにかく本当〜〜に素晴らしい世界なのです!
またご一緒出来て嬉しい限りです。
今回は初の新宿ピットイン。
既に予約受付も始まっていますので
皆様是非いらしてくださいねー!
一緒に素敵な時間を過ごしましょう♪♪
*
Giulietta Machine “Quiet Lounge 2014
2014年9月9日(火)新宿ピットイン
Giulietta Machine:
江藤直子(Voice, Keyboards) 、大津真(Guitars)、藤井信雄(Drums)、西村雄介(Bass)
ゲスト:
青木タイセイ(Trombone)、小森慶子(Sax & Clarinet)、笠原あやの (Cello)、高遠彩子(Vocal)
Open 19:30/Start 20:00
Charge: 3,000円+税(w 1Drink)
予約:03-3354-2024(ピットインにて予約受付中)
http://www.pit-inn.com/index_j.php
2014年08月08日
海外で出逢った日本(スシ→スムーシ?)
ロイヤルコペンハーゲンといえば
世界的に有名なデンマークの陶磁器メーカーである。
その本店の中にあるカフェがその名も
「ROYAL SUMUSHI CAFE(ロイヤル・スムーシ・カフェ)」という、
日本のお寿司の影響から始まったカフェであることは
日本ではあまり知られていない。
もちろんデンマークのガイドブックには必ず取り上げられていて、
それによると
「SUMUSHIとは寿司にインスパイアされ、デンマークの伝統的なオープンサンドであるスモーブローを繊細に美しくアレンジしたもの」
とのこと。
私は特にこのカフェに行くつもりはなかったのだが
ロイヤルコペンハーゲン本店で陶磁器を見ていたら
突然砂漠の中のような飢餓感を感じたので
これも何かのご縁かと入ってみることに。
店内はこれ以上ないくらい、
宝石箱の中のようにカラフルで可愛らしいインテリア!
このあたりに全くJAPANは感じないのだが、
中庭を見るとなにやら不思議な「JAPAN風」が表現されている。
化粧室の扉には「御手洗」という昭和レトロっぽいプレートも。
そして肝心のSUMUSHIは、一番無難そうな
「サーモンとアボカドクリームのSUMUSHI」
というのにしてみたのだが・・・・
これが、世にも変な味・・・・(+_+)
無理やりイメージを説明すれば
「炊きそこねた固いご飯をクリームチーズ、カッテージチーズとねちょねちょ和え、
塩分をほとんど加えずに押し固めてそのまま冷蔵庫に3日間放置した」
という感じ。
真ん中のサーモンの部分もほとんど味がない。
うーーーーーーん
このお店これで大丈夫なのかな?
こんなに素敵なカフェなのにもったいないなあ。
もっといくらでもおいしく作れると思うんだけどなあ・・・
と思っていたのだが、帰国していろいろ情報を見てみると、
美味しいと絶賛している感想がたくさんあった。
単に私のチョイスが悪かったのかも?
特筆すべきはこの竹ひごで煎れるという
不思議スタイルのアッサム・ティーが、
私人生一番と言っていいほど美味しかったことである。
何にせよロイヤルコペンハーゲンのように
素晴らしい美意識を持った外国の一流メーカー(大ファンです)が、
日本文化の美に憧れを抱き真似したいと思ってくれたことは
本当にうれしく光栄なことだ。
海外に行くとその国の美しさに夢中になり、
帰国してまた見えてくる日本の美しさがとても誇らしい。
神奈川・大船「侘助」
大船駅からバスに乗って「常勝寺」というバス停で降りると
不思議なエリアがある。
「蕎麦と懐石(会席)料理」を出す、大きくて立派な店が2軒くっついているのだ。
一軒は横浜や玉川高島屋などにも支店がある「九つ井」の本店。
もう一軒がこの「侘助」だ。
バスを降りた真ん前に店があるのだから何とも便利。
この外観写真だけではわかりにくいが
「侘助」の建物はなんと築200年の古民家。
福島県いわきで十代にわたり風雪に耐えた家というのだから
建物を見せてもらうだけでも価値があると言うものだ。
実際、息を飲む。
圧巻。
なんと美しい空間だろう。
世界中に自慢したいこの眺め。
日本の古い家は、そしてお蕎麦屋さんはすてきだなあ・・
まだ時間が早いので店内には他に客もなくガランとしている。
「〆張鶴」
吹き抜けの高い天井の下、この大きな古い家の時間を見つめるひととき。
店内には"Lullaby of Birdland"のピアノ演奏が流れている。
先付「白魚と芽かぶ」
焼八寸
「稚鮎オイル漬け、いちじくワイン寄せ、焼き姫サザエ、オクラとイカ、
サワラ西京焼き、車海老塩焼き、サーモンチーズ、うなぎしんじょう、数の子」
お酒のつまみにちょこちょこつまめる
カジュアルな雰囲気の焼八寸。
彩りも綺麗で楽しい。
きゃあ!
お作りの写真を撮り忘れている・・
「イサキ、マグロ、ヒラメ、ハタ」
ハタが美味しかったなあ〜
焼物「甘鯛のウニ焼き」
煮物(冷し鉢)
「とうがん、なす、えび、鱧、枝豆しんじょう、そうめん瓜」
ひんやり涼しい夏の煮物鉢。
そうめん瓜というのが珍しい。楽しい食感!
かわり揚げ
「キスの梅肉揚げ、ししとう海老しんじょう、蓮根」
「手打ちそば」
あらたいへんお海苔さんがのっかっております〜
普段は海苔は大・大好物だが、蕎麦との逢瀬時は別。
私と蕎麦との間に割り込もうとする輩はいかなる者も敵である!!
小さめの塗りの器にみっしり。
お海苔さんには最初に薬味皿にお引越しいただいて一口・・・
いかにも二八の感じの肌はちゅるりとやわらかめの食感。
法事のあとのお年寄りにも愛されそうなやさしいやわらかさだ。
二八ならではの甘い粉の香りと味わいが濃厚で
つゆもこっくりと甘めの仕上がりである。
デザートはブルーベリーのゼリー。
気がつけば店内には入れ替わり立ち代りお客さんが入ってきて
奥の座敷は家族連れで賑わっている。
一見敷居が高そうな雰囲気ながらつまみ類も多いし
スペースもゆったりしているので家族での食事にもぴったりなのだろう。
そうだ、この家には「賑わい」が似合う。
「家族」が似合う。
最初ガランとした静けさの中でジャズピアノを聴いていた時間より
家族らの笑い声がこぼれる今の方がずっと居心地がいい。
200年という気が遠くなるほどの時間の中で
この家はどんな家族たちを見てきたのか。
今片隅に私が座っている今夜は
この家の歴史の中で一番新しい夜。
曲は"As Time Goes By"に変わった。
2014年08月07日
海外で出逢った日本(ハンブルクのレストランにて)
海外の人が日本の文化に刺激され真似したいと思ってくれることは
とても嬉しいことだ。
日本の美しい文化を評価されているようで誇らしい気持ちになる。
以前アントワープに行った時、せっかく本拠地に来たのだから
日本ではなかなか覗かないDRIES VAN NOTENなんて
お洒落なデザイナーズショップも覗いてみようではないか!
と入ってみたことがある。
するとほとんどが鹿の子や青海波などの和柄でびっくり。
きっとその年たまたまデザイナーがジャポニズムに傾倒していたのだと思うが、
唐草柄のストールなんて私が巻いたら
コントの泥棒になるだけで下はモンペを履くしかない(^^;;)。
でも和の伝統柄の美しさ、海外の有名ファッションデザイナーを
今更ながらこれだけ揺さぶってしまう力に感動もした。
食においても、ヨーロッパでは回転寿司ばかりでなく、
その国の料理の中に日本風のものを取り入れるのが
もうずいぶん前から流行っているらしい。
美しい料理の中に椎茸の佃煮、豆腐、海苔の佃煮などを
発見することもしばしば。
メニューの中にShi-takeとかseaweed何とかとか書いてあることもあるが、
書いていないでお皿の中で唐突に出会った時は
「!?これは!?永谷園か桃屋か!?」とかなり衝撃を受ける。
洒落たお店のシェフほどそういう感覚を持っているので驚きはなおさらだ。
特に多いのが「謎の海苔巻き風のもの」で、
毎回短期旅行者の私ですら今までに数回出会ったことがある。
そしてその場合大抵海苔が厚ぼったくてカチコチに固く、
中に入ってるものは謎の中の謎である・・。
この写真は今回ハンブルクの人気フレンチレストランで出会った
Adler fisch(スズキに似た魚)のお料理。
私が日本人と思ってかこのお皿だけはシェフ自身が持ってきてくれ、
この付け合せの海苔巻きみたいのを
「これはスシを真似て作ってみたんだけどスシじゃないんだ・・中はライスじゃないんだ」
と一生懸命説明してくれた。
このシェフは他のお料理を見ても
その盛り付けの美しさが際立っている人だったので、
きっと海苔巻きの「見た目」に刺激されて
どうしても表現してみたくなっただろう。
そう思うと非常に光栄な気持ちになる。
コロコロ海苔巻き、メルヘンの中の小人さんのように可愛らしかった!
でもこのシェフには一度来日いただき、
日本の美味しい海苔巻きやお鮨を食べて欲しいな(^o^)
(このシェフの前菜の可愛らしさにもビックリ感動しました!!)
2014年08月06日
Love shopping in the foreign countries!
2014年08月05日
2014年08月04日
「ぺろんっていうのが気になる」(デンマーク語)
日本人旅行者にとってデンマーク語は表記も発音も大変に難解です。
駅でエレベーターに乗ると必ずこの「Perron」っていうのが気になります。
プラットホームのことです(^^)。
ちなみに発音はペホンに近いですがペホンにはまず聞こえません。
ホはフランス語のようにちょっと喉にひっかけて息だけの発音みたい。
せめてペぐらい聞きとりたいのにペすら聞こえてこないこの不思議。
どんな言葉を発音してもらっても「え、すみませんもう一回」と言いたくなる、
乾いた土の上を吹き抜ける風のようなつかみどころのないさりげな〜〜い響きです。
街を歩いていると「Frokost」というレストランがいっぱいある・・
のではなく、これはデンマーク語でLunchですね。
メニューを見ると一番にあるSMØRREBRØD(スモーブロー)というのは伝統的なオープンサンドです。
Æ、Ø、Åといったアルファベットも入ります。
ちなみにCopenhagenは英語なのでデンマーク語だとKøbenhavn(クベンハウンに近い発音)。
ÅはAA、ØはOE、æはAEとも表記されます。
たまたま通りかかったこのホテルの名前
「Hotel Færgegaarden Faaborg」、
読もうとするとアアアアって口が開きっぱなしになっちゃう。
まあ大岡山(おおおかやま)といい勝負?(^^;;)
シンプルなデザインとお手頃価格で
日本でも人気のデンマークの時計メーカー「SKAGEN(スカーゲン)」。
今回はじめて気づいたのですがこれはデンマーク語では
「スケイエン」に近い発音でした。
Slagelse(スラーエルセ)という地名があるように、
GEはエと発音するのでそうなりますよね〜。
SKAGENのお店で店員さんに3回くらい発音してもらいましたが
何度聞いても小さくさりげなく吹き抜けるような「風」でした・・・(^^)
2014年08月03日
海外で出逢った日本(ドイツにて)
17世紀のハンブルクの住宅がそのままに残されている狭い路地。
その一角にある小さな可愛いおみやげ&絵本屋さんの入り口に・・・
何故、どうして、あなたがここに!
学生時代愛読しこの写真がとても好きな私は、
ものすごく懐かしい人に会えたような
我に返るような不思議な気持ちになった。
ドイツ北の都市の小さな路地でいま向かい合っているあなたと私は、
あの遠い「ごはんと着物の国」からやってきたんですよね〜としみじみ。
ちなみにこの路地の名前は「Krameramtswohnungen」。
「ドイツ語長すぎるやろー!いつ息継ぎしろと!!」と思ったら
日本語だと「旧商工組合福祉住宅」。
まあどっちもどっち?(^^;;)
17世紀に商工組合の未亡人のために建設された建物で、
オペラの舞台のような風情ある路地でした。