2010年01月31日

日暮里「手打ちそば 穣と薫」

お蕎麦屋さんのスタイルは実に個性様々で、
ユニークなお店もたくさんあるが、
この名前は、相当変わってるぞ・・・


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ミノルさんとカオルさん夫婦が営む居酒屋ではない。

蕎麦の実りと、薫りを意味した「じょう と かおる」。

日暮里駅ほど近く。
その変わった店名を暖簾に染め抜き堂々とひるがえす、
手打ち蕎麦屋なのだ。



店主一人で営むため店内はセルフサービス。
しかし一人でやっているとは思えないほどメニューは充実、
あらゆる客層に応えてくれそうだ。
例によって昼下がりの変な時間に行ったのだが、
ぽつりぽつりと一人客が途切れず入ってくる。



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この日のお蕎麦は茨城、粗挽きである。
先日までは北海道だったとか。


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味も香りもかなり淡泊だが、それを超える面白さがここにはある。
この店で私が蕎麦より喜んだのは、
ハイみなさん、上のお品書きで変わったメニューがあるのを
ちゃんとチェックしましたか?

「自家製蕎麦皮餃子」60P600521_DCE.gif



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その名の通り皮が蕎麦粉出来ていて、
焼くときも蕎麦粉を注いで焼くらしいのだが、
これが予想以上にソバソバしてくれているのだ。
ぱりぱりの羽根を豪華にまとい、皮はもちもち、ちょいザク。

蕎麦度が高けりゃ何でも大喜びの私、
餃子でこれが味わえるとは思わなんだ。





「とにかく自分が変わっているから変わった名前にしたかった」
と言う店主の、ほんとに変わった面白い店。


独特のセンスとバイタリティーのある店主なので
これからどんどん七変化&パワーアップして、
もっと変わった店になっちゃうかも(^o^)index.gif



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2010年01月28日

スタバ



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コーヒーは、香りをかいでいる時間が一番好きで、
次に、粉を眺めながらじっくり淹れるのが好きで
飲むのは実は最後かも。



好きなコーヒーはうんと濃く淹れたいけど
(北山コーヒーとかemoj_btw_00348.gif
そうでもないのはやっぱりあんまり濃くないのが飲みやすい。



というわけで、スタバではいつでもカフェ・アメリカーノなのであります。





今日は日本橋「元禄」と「御清水庵 清恵」はしごでした〜DIMG0010.GIF60P600187_DCE.gif





posted by aya at 22:59 | Comment(6) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

東金「 石臼自家製粉 手打蕎麦 なみき」(ちいさな蕎麦旅・その3)


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東金3軒めはちょいと歩きます。
「石臼自家製粉 手打蕎麦 なみき」


このお店が!!
素晴らしいのですよ〜、うししし・・・・emoj_req_00236.gif

まず入る前からその店構えの風情に心を奪われる。
のんびりした県道沿いに佇む、おおらかな情緒に
しばし見とれて「店に入る前の時間」を楽しみたくなるほど。
(しかもここ、お蕎麦屋さんが2軒並んでいるというものすごい眺め!)



そしてですよ、扉をガラガラーッと開けると、



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感激、完璧である。

このこなれた普通さ、出そうと思って出せる雰囲気ではない。






食べる前からすでにこの店のファンになってしまったが、

そのお蕎麦が・・・



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やわらかく甘い蕎麦の香りをたたえた、つやつやつるつるのお蕎麦。
内部にうまみをぎゅっとひそめ、
そしてこういうお蕎麦特有の乾きの早さがあり、
少し乾いたくらいがまた香り濃厚で、私にはたまらなく美味しい。




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ううー、東金、また行かなくちゃ!







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2010年01月21日

千葉・東金「逸香」(ちいさな蕎麦旅・その2)





東金2軒めは、ずっと行きたかった「逸香」。

マンションの1階、外観は目立たないが
中に入ると白木の風合いのやさしい、居心地のよい空間がひろがる。






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お昼のお品書きは何と言ってもセットメニューが人気のようである。
私がいた時にはお財布片手のOLさんや
常連らしい女性の一人客が「膳」を次々と注文していた。



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お蕎麦は2種類ありまして、
「九一そば」と、「十割の粗挽き田舎」。

粗挽き田舎は10食限定なので、ややドキドキしながら
「まだありますか?」と聞いたら
「えーちょっと待ってください」と店員さんが一旦奥へ下がってしまった。
返答を待つ間はほんの短い間であったが
千秋とは言わずとも十秋くらいの思いであった・・・
まだ、あってよかった!



まずは、「九一そば」。




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これが実に、よい蕎麦なのだ。
ゆらゆらと淡いホシを余裕で浮かべたその姿からして
「お、お主・・・」
と期待高まったが、やはりやはり、期待通りの美味しさ。
香り自体はそう強くないのだがその香りの質が、
一言で言うと「美しい」のだ。
かぐわしく心をくすぐる、かそけきかほり。

しばらく置いたらもっと香りが出るかと欲張ってみたが
そのへんはあまり伸びず。





しかしそれよりなにより次の「粗挽き田舎」には驚いた!




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九一よりかなりがっしり、どっしりとしてやや太め、
角も立って密度も高そうな田舎蕎麦。
箸先にたぐり上げた香りは、木のような、干し草のような、
ちょっと不思議な香り。でもこういう蕎麦はまあある。
珍しいのは噛みしめてから。


噛みしめていくうちににじみ出てくる味わい。
それがどうにもこうにもブルーチーズなのだ。

似た雰囲気のものはあるが(北海道とか)
ここまではっきりと個性的なものは初めて。



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粗挽きのどしんした歯触りと
個性的な味わいを楽しみつつモグモグ。
ああ〜こりゃいいお店だなあ〜〜
素晴らしい!
今日、ここに来てよかった。





そして、3軒めに続く・・・(^^;)

posted by aya at 09:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>千葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

千葉・東金「蕎麦口福 東京庵」」(ちいさな蕎麦旅・その1)


千葉県は九十九里浜にももう少しの小さな駅、
東金線「東金(とうがね)」駅。

単線ののどかな線路の周りでは
色の抜けたススキの群れがひなたぼっこをしている。

駅から伸びる小さな商店街はすっかりシャッター通りになっていて、
駅前広場には花屋くらいしかなくひっそりと静か。
しかしなんだかこの駅、やたらにお蕎麦屋さんが多いぞ。



東京から電車で行くと乗り継ぎ乗り継ぎ、
しかもそれぞれ本数が少ないので
路線図から想像するより時間もかかってしまうのだが、
バスという魔法の手段を使うと
信じられないくらい簡単だ。


東京駅八重洲口からシーサイドライナーというバスに揺られること1時間15分。
バス停を降りると、





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・・・えええ、あれはもしや?

なんと、本日1軒目に行かんとしていた「蕎麦口福 東京庵」の
すぐ向かいに落っことしてもらえるのだ。

シーサイドライナー万歳。




「蕎麦口福 東京庵」のお蕎麦は、機械打ちのものと、
荻窪本むら庵で修行を積んだ6代目の現店主が朝夕打つ、
粗挽き手打ち蕎麦の二種類。

それぞれのネーミングがまたよいのだ。
「老舗」と「手打ち」!
老中と手討ちではない。
うまいネーミングに、つい両方食べたくなってしまうではないか。



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手打ちは、大きな黒いホシがひらひら飛んだ白めの粗挽き。
年季の入った舟形のせいろの貫禄も手伝って、なかなか風情ある眺めだ。



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本むら庵らしい粗挽きの雰囲気は大変嬉しいのだが、
香りがもうちょっとたってくれるとなおいい。
少し置いてみたら粉の甘みが深まってより美味しくなった。



そしてこちらが「老舗」。


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見るからにつるんつるんのふわふわ。
箸先にたぐりあげれば思った通り、小麦の香り豊かな、
歯触りふにゃふにゃフワンフワンのザ・老舗蕎麦。


これは、お年寄りにもさぞいいだろうなあと思っていたら、
それを証明するかのように、
絶え間なく来店するお年寄りの皆様index.gif



サラリーマン風のグループや若い女性客もいたが、
ダントツで多いのがおばあちゃんたち!
杖をついたりカートを押したり次々と、
やってくるわやってくるわで広い店内は11:30には満員。


そりゃそうです、手打ちそば、老舗そばだけではございません。
この店は、天丼カツ丼うどんはもちろん、
女性が喜びそうな少量多種のランチコースから釜飯、「らあめん」まであるんですから
病院帰りのおばあちゃんだって毎日来たくなっちゃいます。

しかもこのお店、中休みがありません。
朝11時から夜11時までずっとやっていてくれるんです。凄い!

木曜日がおやすみだよってことだけ覚えとけば、
あとは中休みだの閉店時間だの気にしなくたって
午前中の診察が終わった後も夕方カラオケ教室が終わった前にも、
いつ来たって暖簾を下げて待っていてくれて
和風パフェだってコーヒーだってあるんです。

こうやって、みんなに愛され忙しく頑張っている店を見るのは実に気持ちよく、
わたしもつられてファンになってしまう。






このあとは、もちろんはしごしたのだが・・・


長くなっちゃったので、また明日〜e31024.gif





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東京庵のコーヒー60P600187_DCE.gif


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2010年01月19日

マフラー



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今年買ったマフラー。

とずいぶん前に買ったカーディガン。



編み込みニットが好きなので
冬はたのしい。



そう言えばもうずいぶん編み物をしていない。
と言っても、今までに編んだのは
セーター2枚、マフラー2枚、帽子3つ・・くらいかなー

数は少ないが
デビュー作からして総編み込みの大作、
どれもややこしい柄ものばかりで
1年以上かけたものもある。

そしてデビュー作のセーターは、左袖の方が
少しだけ長い。




私にとって編み物と刺繍は、入ると出られない
たのしすぎる魔宮のひとつ!






posted by aya at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | others>お気に入り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

銀座「花大根」(おいり)

銀座6丁目のしゃぶしゃぶ屋さん「花大根」。

A4、A5と牛肉のランクがメニューに大きく表記されていて、
お昼時は牛しゃぶの御膳ランチや
大きなお鍋でやってくる自家製豆腐御膳などが人気のようで
女性を中心に大賑わい。


しかし私はここでも手打ち蕎麦emoj_btw_00348.gif



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よく田舎の県道沿いとかで食べられるような
いい感じに力の抜けた、どっしりざらっとした蕎麦。
蕎麦のかぐわしい香りというのとはちょっと違うのだが、
粉の香りがゆたかで、おいしい。



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例によってつゆは蕎麦湯の「つまみ」として
舌に乗せて楽しんだが、ちょいと甘さが濃かったかな。



1階は「夏野」という銀座に数軒あるお箸屋さん。
同じ系列なのか、「花大根」にもお箸のディスプレイがあり
帰りには使ったお箸を「お持ち帰り下さい」とお土産にくれる。



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でもそれより私が嬉しかったのが、
食後のデザートemoj_307_00003.gif


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小さなコーヒーと小さなお菓子のなんとかわいらしいこと。
この写真では全然伝わらなくて残念なのだが
このコーヒーも和菓子も、おままごとのように小さいのだーindex.gif




このお菓子が私に命中emoj_i01_00038.gifemoj_btw_00510.gif

香川県の「おいり」というお菓子なのだそうだが、
小さくて丸くて、はんなりとした実に可愛らしい淡い彩り。
口に含むとふわっと溶けてしまう、かる〜い雛あられみたい。

調べたら、四国新聞のサイトを発見。

「西讃の花嫁にとっては欠かすことのできない“嫁入り道具”の一つで、
 全国でも他の地域には見られない独特の風習だ。」

おお〜何と素敵なemoj_btw_00603.gif60P600100_DCE.gif


きれいな写真も出ていたので
興味がある方は是非。

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/syoku/17/





今月は飛ばし気味かな〜
(既に18軒DIMG0010.GIF60P600187_DCE.gif


posted by aya at 16:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>中央区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

祐天寺「蕎や 月心」(「蕎麦こい日記」打ち上げ)

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「蕎麦こい日記」打ち上げは、
祐天寺の「蕎や 月心」で。


皆で集まるテーブルは
寒い夜ほど心が温まる気がする。
新美南吉の絵本のように。



レンコンの天ぷら、自家製いかの塩辛、なす田舎煮、
自家製にしん煮付け、辛味鳥などなどを囲み、
楽しいひととき。


こんなに素敵なメンバーで作った本なのだから、
素敵な本に決まってる!!と、人ごとのように感激(^o^)
みなさま、本当に本当にお世話になり、
ありがとうございました。


私は特に、辛味鳥がお気に入り。
大根のさっぱり感と胡麻の風味がとてもよいの。

そして何より、お蕎麦が出たときの一同の喜びようと来たら!!

「お蕎麦ってこんなにおいしいんだー!」
「何もつけなくても食べられる!」


お蕎麦が賞賛されると何もしていない私までこんなに嬉しいものかと、
「親バカ」ならぬ「蕎麦好きバカ」ぶりを自覚した夜でもありました。
うははemoj_req_00625.gif


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2010年01月12日

初釜



お正月が過ぎて、

おめでとうございますの言葉もだんだんと聞かなくなって、

ハレの気持ちも薄れすこし寂しくなった頃。




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はなやかに、にぎやかに、
そして洗い清めたようにピンとあらたまった気持ちにさせてくれる、
ふたつめのお正月。

私にとってはそれがお初釜。








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着付けも髪も例によって自分でしたので
朝はまたまた切った張ったのドタバタになってしまったが、なんとか。



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たのしかったーemoj_btw_00638.gif


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2010年01月11日

New Year Jazz Concert

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すごいもんを観てしまった・・・


かねて行きたいと思っていた山下洋輔さんのコンサート。
密かに小さく、憧れている方から
突然のお誘いをいただき。
今年買った白いコートを着てウキウキ出掛ける。


ブーニンと山下さんなんてどうなっちゃうのかと思ったが
どうなるもこうなるも、もうてえへんなことになっていた。

水彩画の湖のようなブーニンの音の美しさ、透明な響き・・・
に、深く潜ろうとすると、
そうはさせんと宝の箱をぶちまけるようにひっくり返し
神業の如く飛び回る山下さんの自由自在さ、大人なやんちゃさ。
子供のように声を上げて喜んでしまった。
ふたりの人間模様、心模様も面白すぎた。

そしてアンコールの山下さんの、あの曲。あの演奏。

そりゃブーニンだって肩を落としてみせるしかないだろう。


終演後のパーティーでは
またまた紋屋三田様のおかげで山下さんにご挨拶出来た。
何度かメールはさせていただいたが、お会いするのは初めて。
「あっ、蕎麦の過激派!」
メールで、山下さんが私につけたあだ名EMOJI_140.gif60P600181_DCE.gif




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2010年01月09日

お花のような。

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今夜はひょんなご縁で、
かの香織さまと遊佐未森さまとお食事会60P600185_DCE.gif
ご縁を結んでくださった紋屋三田様、ありがとうございました。


かのさまも、遊佐さまも、
それぞれに本当に魅力的でただただうっとり。
同じ仙台出身、しかも上京後も大学で同級生ということで
二人でお話ししている姿は
同じ野原に咲く、でも色も形も違う2輪のお花のようだった。emoj_btw_00638.gifemoj_req_00232.gif
ほえー・・・とみとれるばかりの私。

世田谷にある無国籍料理屋さんは
間取りがうんと広くて、内装が本当に素敵で
「まるでフィンランドにでもいるみたい」
と、かのさま。
自家製パンが美味しかった。


写真は、お正月に帰ったときに
実家の玄関脇に咲いていた水仙。
ピンと冷たい空気の中に、
自分の香りを誇りつつ凜と咲く姿に打たれつい接写。


posted by aya at 02:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月05日

千葉・和田浦「手打ちそば はなうら」(わだうらはなうら)


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今朝はちょいと遠出して、
千葉・房総半島は和田浦の漁港にやってきた。

港に面した小さなお蕎麦屋さん「手打ちそば はなうら」。


「魚料理」「寿司割烹」なんて看板がぽつんぽつんと点在する小さな漁港に、
「手打ちそば」の看板を掲げた小さく新しい店構えは
ちょっと珍しく、なんとも可愛らしい。



開店一番に行ったのだが、
それがまた「漁港の朝」の雰囲気を満喫できて素晴らしかった。



角の立ったパキパキハッキリ、噛みごたえのある蕎麦は
小麦の香りが甘く優しく、そして量はたっぷり。

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なんと言っても漁師町、海の男ぁこれぐらい食べ応えがなくちゃ漁に出られません。



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ちなみにここで刺身定食を頼むと、
数時間前まで目の前の海で泳いでいた地魚をさばいてくれます。
本日のお魚は「やがら」。
ぷりっぷりのお刺身、しかも安い!




何より、ここのお店の人の感じの良さと来たら。

笑顔があたたかく、どこまでも優しく、店は静かで、前は海。



しみじみといい朝だ。





posted by aya at 15:03 | Comment(5) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>千葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堀切菖蒲園「五九一」(新年下町蕎麦)

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堀切菖蒲園駅出てすぐ右の手打ち蕎麦屋、
その名も「五九一(ごくい)」。



せいろそば550円。
安いです。

しかもせいろ二段重ねでやってきて、
量、多いです。



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(店内暗めにつきピンぼけで失礼)

神田藪系なのか、クロレラ緑なつやつやのお蕎麦。
蕎麦粉の香りはほとんど感じられないのだが、
そんなことは全くどうでもよいこの下町情緒。
テレビの音。隣のおっちゃんたちの会話。


おっちゃんたちの会話は、上野と浅草のどら焼きでどこがうまいかという話題で
さっきから20分は保っている。

「浅草のどら焼きはよ、亀十と西むらが2軒並んでんだけどよ、
亀十はアレ300円からするから。どら焼きひとつ300円しちゃんだよ。
それでもみんな行列して買うんだから。
んでよ、そのどら焼きってぇのがよ、なんかこう、焼き損ねぇみてえに、
まだらンみてえになっちゃってよ、でもそれがうめぇんだからしょうがねえよな!
でもよ、隣の西むらは、もっとこう品がよくってよ、俺なんかぁ西むらうめぇんだよ。
値段ももっと安いんだから、西むら、今度俺、買ってきてやるよ」


今年の私の初蕎麦は、そのおっちゃんたちにも大人気の町、浅草の
「尾張屋」だった。

尾張屋は、全国でただ1軒、私が「もり」でなく「ざる」を注文する店。
尾張屋の「ざる」には、ぴかぴか輝く海苔が
たった今ちぎりたてといった風の大きめの破片でお蕎麦の上に散りばめられてきて、
それに鶉の卵もついていくる。

父も、おそらく祖父も通ったであろうこの店には
小さな頃から連れてこられて来ていたため
もうこの味が私のDNAに染みついているようだ。
手打ち機械切り、小麦の香りの美味しいお蕎麦に、
香ばしい海苔と鶉、甘辛いつゆのバランス。
この店で、海苔も鶉もない「もり」を頼むと、
何とも物足りなく寂しい気持ちになってしまう。




2010年は、滑り出しから蕎麦づいてしまい、
気づけばすでに5軒60P600521_DCE.gif



アハハハやっちゃった〜EMOJI_131.gif60P600187_DCE.gif





posted by aya at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(2) | 東京の蕎麦>葛飾区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

あけました



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あけましておめでとうございます
 
 
 

今朝の東京は澄み切った真っ青な空。
 
 
冷たい空気の中を歩いていくと
私の中の小さな、お正月の晴れがましい気持ちを
お日さまのあたたかさが
ぽかぽか照らしてくれた。
 
日本海側は天気が崩れると聞いていましたが大丈夫でしょうか?
 
 
去年もたくさん楽しいことがあったけど、
今年はどんな年になるのかなー
 
 
今年もよろしくお願いします
 
 
 
ぁゃ
 
 
 
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posted by aya at 17:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする